毒デムパ神社 OF FIRE

大きなことはできません、小さなこともできません。
そうだ、俺が、俺達が、ガンダムだ!
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音源感想(2014年1-3月度)
結局、メイデンビールはまだ呑んだことないままやで…(挨拶)

はいどうも、はまっちです。
Barで頼むと1本1,500円ぐらいする高級品よ。


さて。
ご無沙汰でしたが、忘れておりませんよ。
今年に入ってから新譜の購入が激減しておりましてね、3か月分まとめていきましょう。


FENCE OF DEFENSE
「digitaglam 2 RING WORLD」 (2014)


ベテラントリオFENCE OF DEFENSE、オリジナルアルバムとしては通算18枚目…になるのかな? 前作「GOLDVIN」から1年半ぶりとなるオリジナルアルバムは、なんと1991年の傑作にしてバンド史上最大の問題作ともされる「digitaglam FOD IV」の続編!
 「digitaglam」アルバムといえば、まるで見世物小屋に入ったかのようなサイケデリックな雰囲気であったり、小曲やSEを多用したコンセプトアルバム的な構成であったり、あるいは当時最先端だったシンクラヴィアによる編集作業を大胆に導入したり…と、それまでのFODが持っていた「ハード&キャッチー」なイメージを根底から覆すような、野心的かつ実験精神に溢れた作品でした。
そのコンセプトを再び掲げた二代目digitaglamたる本作はと申しますと、流石に初代のようなエキセントリックさやブッ飛び加減は希薄(というか、あんなの何枚も作れない/笑)
代表曲"Sara"がクールかつスタイリッシュな4つ打ちスタイルにリメイクされていることからも判るように、ここ数作のハードロック路線・プログレ路線に一区切り付け、改めてバンドサウンドとデジタルサウンド(というよりエレクトロと呼んだほうがしっくりくるかも)との融合に取り組んだ…という意味合いでのdigitaglamかな、と認識しております。
そのほかにも曲数や全体的な構成、日本語タイトルの割合などなど…随所にマニアックな仕掛けが施されているようですので、ベテランの妙味をじっくりと堪能させてもらいたいと思います。




KOTOKO
「UZU-MAKI」 (2006)
「イプシロンの方舟」 (2009)


アニメやゲームなどの音楽を数多く手がける音楽チーム・I'veを代表する女性シンガー(現在はチームから離脱済)、KOTOKOの3rdおよび4th。
2005年リリースの2ndアリバム『硝子の靡風』を愛聴しているにも関わらずこれまで購入を見合わせてきた理由、それはどこかのサイトで見かけた「3rd以降は非常に内省的な作風で、2ndの路線を期待すると肩透かしを食らう」というようなレヴューが妙に引っかかっていた為。
勢いで購入してはみたものの、正直内容については余り期待していなかったのですが……………………本当にすいませんでした。
両アルバムとも「肩透かしを食らう」どころか、名作2ndすら凌駕するほどの圧倒的完成度ではないですか!
トランシーなダンスサウンドをメインに据えながらも時としてハードロック然としたダイナミズムも取り込んだ高精度なバックトラック、コーラス部分での開放感が圧倒的カタルシスを生み出すキャッチーなメロディーライン、楽曲によって可愛らしさ・可憐さ・力強さ・しなやかさ・クールさといった様々な表情を見せるヴォーカルワーク。
信頼の置ける有識者各位からの情報によりますと「I've離脱後の作品も相変わらず高品質」とのことですので、これは可及的速やかにチェックせねばなりますまいね!




BLAZE
「THE ROCK DINOSAUR EP」 (2014)


人呼んで『大阪の至宝』。
個人的にもお世話になりまくりな(笑)大阪出身4人組ハードロックバンドの実に7年ぶりとなる新作は6曲入りミニアルバム、しかもリリース元はドイツのHigh Roller Recordsという衝撃的展開であります。
初期RIOTばりの疾走曲やNWOBHMムーヴメントへのリスペクトを歌い上げたメタルアンセム、胸を打つミディアムテンポのメロウチューンまで、彼らの奥義・得意技を惜しげもなく叩き込んだ楽曲の数々は期待通りであり、同時に期待以上。
王道ブリティッシュハードロックの哀愁と叙情味をベースに、やしきたかじん・桑名正博・もんたよしのり・上田正樹・憂歌団・河島英五・ウルフルズといった名うてのミュージシャンによって連綿と継承されてきた関西系ロック/ソウルミュージックの旨みをたっぷりと吸い込んだ……これぞコテコテ濃厚、唯一無二のBLAZEスープやぁ!(大興奮)
「ヨーロッパのアンダーグラウンドシーンでBLAZEが大騒ぎになっている」というウワサは耳にしていたのですが、本作の完成度が更なるヒートアップを招くであろうことはもはや疑う余地もありますまい。
事実、さる3月に実現したギリシャ遠征(フェスへのヘッドライナー出演!)も大成功のうちに終わったと聞いていますし…これからもひとつ宜しくお願いいたしますよ、社長!(ゲス顔で揉み手しながら)




相変わらず購買意欲を全くそそらないであろう拙文でスイマセンねぇ〜


今日のアルバム…BLAZE 「THE ROCK DINOSAUR EP」
飽きるということがない!
| 音源感想 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0)
『THE ALFEE勉強会 on Twitter』まとめ
ARCH ENEMYからアンジェラ・ゴソウ脱退か…(挨拶)

はいどうも、はまっちです。
ステイトメントを読む限り「今後はマネジメント業務に専念する」ということは…ひょっとすると、おめでたかな?
それはそれなら佳き話じゃないですか。
ちなみにアンジェラ加入後のARCH ENEMYは最初のヤツ(WAGES OF SIN)しか持ってないですホント申し訳ない。


さて。
実は、以前からずっと気になっていたグループがあったのですよ。

・オールバックに垂れサンというコワモテなルックスとは裏腹な美声を聞かせるベーシスト
・かつては巨大カーリーヘア+眼鏡というTHEフォークソングなルックスが印象的だったアコースティックギタリスト
・年を経るごとにルックスが派手になり、遂にはV系のイベントにも呼ばれるようになったエレキギタリスト兼ソングライター

…こんなトリオ、世界広しといえども彼らぐらいのモンでしょう。
そう、今年で結成40年(!)を迎える超ビッグネーム・THE ALFEEでございます。


音源を集めたいなと思いつつも、なにせ長いキャリアを持つ彼ら。
一気に収集を進めるのは至難の業であり、ここは長期戦の構えで気長に取り組むつもりでおりました。

ところが、ところがです。
某巨大オークションを覗いてみたのが運の尽き(笑)
そこに見つけたCD11枚セットに私は心奪われた。
この気持ち、まさしく愛………かどうかはさておき、手数料や送料込みでも1枚当たり500円以下でアルバムを一気に入手できる機会など、そうそうあるまい。
この出会いを袖にするほど、私は野暮では無いよ。


そしてスムーズな取引交渉の末に現物が届いたのが、確か先月末のことでしたかね。

THE ALFEE勉強会

内訳は以下のとおり。
(左上から順に)

U.K. Breakfast (1987)
DNA Communication (1989)
ARCADIA (1990)
JOURNEY (1992)
夢幻の果てに (1995)
LOVE (1996)
Nouvelle Vague (1998)
PRIDE (1998) ※ミニアルバム
orb (1999)
GLINT BEAT (2001)
Going My Way (2003)

この11枚、さすがにボリュームあるなぁ。
嬉しくなっちゃうじゃないですか。


せっかくアルバムを一気に入手したのですから、「いやあ良かった良かった」で済ますってのも芸が無い。
できれば、もうひとつぐらいなにか企画をブチ込みたいところです。
そこでワタクシ考えました。
『THE ALFEE勉強会』と銘打って、各作品の感想をSNSに投稿しようではないかと。
基本はTwitterの投稿上限140文字以内でどれだけ表現できるかという己への挑戦でもあります。



「ああ、去年SAXONでもやってたアレね」





(´・ω・`)






……では、順番に行きましょう。(平静を装いつつ)


U.K. Breakfast
実ははこのアルバム、初めてレンタルしたCDの1枚だったりします(笑)
打ち込みメインの軽やかな楽曲群にあって、「1月の雨を忘れない」の強烈な泣きメロは当時から印象的でしたが、やはり今聞いてもグッときますね。


DNA communication
ロック路線回帰というか、高見沢氏のハードロック・プログレ趣味が台頭してきたか、キャッチーながらも一筋縄ではいかない長尺の楽曲が並んでます。
エレキとアコギの見事な絡み合い、唯一無二たる匠の領域かと。


ARCADIA
リアルタイムで聞きまくってた作品です(笑)
全編で超重厚な「エスニックハードロック」が炸裂、QUEEN的なオーケストレーションも随所に。
1990年頃の時代背景をダイレクトに投影したメッセージ性の強い歌詞も印象的ですね。


JOURNEY
大ヒットシングルが収録されているので御存知の方も多いかと思います。
ハード、ポップ、フォークなどグループの持つ音楽的多様性を惜しげも無く投入した作品という印象です。
個人的にも大学浪人時代に良く聴いたので思い出深い1枚です。


夢幻の果てに
今回ゲットしたアルバムで聴くのを一番楽しみにしてた1枚です(笑)
幻夜祭・殉愛・悲劇受胎といった濃い楽曲が並ぶ前半のプログレメタルサイドと、シングル曲を並べた後半の歌謡ロックサイドとのコントラストが見事。
期待通りの充実度!


LOVE
オーケストラの導入に見られるように、重厚だった前作から一転、アートワークやタイトル通りの優しく暖かい肌触りの1枚ですね。
QUEENにも通じる癒し系の気品を感じる場面も。
某曲でACCEPTオマージュをブチ込んでるのは御愛嬌(笑)


Nouvelle Vague
なんと言っても冒頭のシンフォプログレ大作2連発が強烈!
その後は歌謡メタル、Cフォーク、打ち込み、壮大なバラードまで、お得意のなんでもありワールドが展開されます。
もしかしてEL&Pの『タルカス』を意識した構成?


orb
各方面でも評されている通り、ロックバンド化以降のキャリアを総括するかのような作風にして楽曲の質も粒揃いとくれば、本作を最高傑作に推す方が多いのも頷けます。
第一線を張り続けてきたベテランならではの自信と余裕が生み出す圧倒的安定感に脱帽。


GLINT BEAT
非常に若々しい作品という印象です。
テレキャスターの独特な響きをフィーチャーした音作りやロックンロール風味といった新機軸を大胆に取り入れながら、どこをどう切り取ってもTHE ALFEEにしか聞こえないというのが凄い!


GOING MY WAY
タイトル通り好き放題やっちゃいました、という印象。
ドラマー交代でリズム周りがシンプルになったこともあるのか、聴後のスッキリ感はこれまでの作品中でも随一かと。
良い意味でベテランらしからぬ無節操さが痛快な1枚です。


PRIDE
Twitterではレヴューしなかったのですが、「Nouvelle〜」アルバム収録曲のリミックス2曲+新曲1曲+洋楽カヴァー2曲という構成のミニアルバムです。
カヴァー曲はTHE BEATLESの"Ticket To Ride"(涙の乗車券)とSIMON & GARFUNKELの"Bridge Over Troubled Water(明日に架ける橋)"の超有名どころ。



以上であります。
情報や知識としてうっすらと認識はしていたのですが、実際に音源を通して聞いてみると、遥かに驚かされることばかりでした。
シングルヒットチャートの常連だからといって、単なる歌謡ロックグループと侮るなかれ。
その精神性は間違いなくプログレッシヴロック。

様々な音楽的エッセンスを貪欲に取り込んでいく雑食性といい、にも関わらず散漫さを感じさせないアレンジセンスといい、やはり40年のキャリアは伊達じゃないですね。
てか、ワケの判らんグループやでホンマ!(超褒め言葉)


どの作品も聴き応えたっぷりでしたし、そうなると今回入手していない80年代前半の作品だったり、直近10年の作品も気になるというのが人情じゃないですか。
ロック転向以前、初期の土着的フォーク路線にも少なからず興味を抱いちゃいますなぁ〜


あと、いわゆる『アル中』(THE ALFEEファン)の方がメタル界隈でも思いのほか多いことに驚かされました(笑)
しかも、いざ語らせたら色々と濃いネタが出てきそうな猛者ばかり…



というわけで、一番インパクトを受けたこの曲(まぁ前から知ってはいましたが)を。




変拍子!
高速ツーバス連打!
コーラスワーク!
ヒット曲しか知らん人は卒倒するやろ、これ聴いたら(笑)


今日のアルバム…THE ALFEE 「ARCADIA」
この時のライヴ映像は凄いよ〜ツインドラムでバスドラ4発!
| 音源感想 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0)
音源感想(2013年10-12月度)
昨晩、空きっ腹に焼酎お湯割りをブチ込んだせいか、胃痛が…(挨拶)

はいどうも、はまっちです。
あるいはストレス性の何かがアレしてるのかもよ?


さて。
ブログ更新が途絶えてた時期にも何枚か音源は購入してましたので、ここでまとめてドドンとアルバム感想。


ALHAMBRA
「A FAR CRY TO YOU 〜明日への約束〜」 (2013)


泣く子も黙る「プログレッシヴメタルバンド・日本代表」・ALHAMBRAの新作は、2005年リリースの1stアルバムを現在のメンバーで再録した、いわゆる「リレコーディングアルバム」です。
元々が捨て曲無しの超名作でありますから本作も当然のように超名作なのでありますが(笑)、オリジナル版がフリーダムガンダムだとするなら、今回のリレコ版はストライクフリーダムガンダム。
リリースから8年という深化・熟成の歳月を経て改めて磨き上げられた珠玉の楽曲群が放つ眩いばかりの輝きは、慣れ親しんだものであると同時に随所で新鮮な驚きを与えてくれる…という稀有な体験へと聴き手を誘うマジカルミステリーツアーですよこれは(意味不明)
更に追加収録された新曲2曲(GALNERYUSばりのドラマティックメロスピチューンとLIGHTBRINGERばりのキラキラ系疾走ナンバー)も揃ってヤバイ級キラーチューンときた日にゃ、ドゲザ不可避!
オリジナル版をお持ちで無いという方は勿論、既にお持ちの方も、この生まれ変わった「明日への約束」はマストバイであると断言させていただきましょう。
いやしかし、オリジナル版って目を疑うようなプレミアついてるんですな…買っといて良かった(笑)






RIVERGE
「BACK 'TH'RASH」 (2013)


大阪が世界に誇るスラッシュ番長・RIVERGEの新作は、1980年代当時の楽曲を再録した7曲入りEP。
読み方は「バックスラッシュ」で良いのかしら?
毎度御馴染みスラッシュメタルとハードコアの美味しいところを絶妙にピックアップしたかの如きRIVERGE流首狩り爆走ナンバーの数々は、今作でも殺傷力バツグン。
ライヴでも聴きなじみのある楽曲が多数収録されており、「ああこれはこういうタイトルでこういう歌詞だったのか」と改めて判明したりと、別の楽しみ方もあったりします。
それにしても、ミサイルの如く飛び出してくる音符ひとつひとつに込められた尋常ならざる気合と熱量たるや、こちらの背筋がピンと伸びるような気持ちになるではありませんか。
出せといわれて出せるもんじゃないですし、あるいはアレンジや音作りでどうにかなる問題でもなく…そして、それこそがRIVERGEをRIVERGEたらしめている最大の理由だと改めて感服いたしました。
しかしまぁ「イントロ」と「アウトロ」にゲストとして登場する某氏ときたら!
ホント期待にたがわぬ良い仕事するなぁ、あの人は(笑)




SAXON
「THE CARRERE YEARS」 1979-1984 (2012)
「THE EMI YEARS」 1985-1988 (2012)
「SOLID BALL OF ROCK」 (1990)
「FOREVER FREE」 (1992)
「DOGS OF WAR」 (1995)
「UNLEASH THE BEAST」 (1997)
「METALHEAD」 (1999)



SAXONのバックカタログ、アルバムにして実に15枚分(!)を一気に「オトナ買い」いたしました。
これだけ買っても意外に安く済んだ…という裏話はさておき(笑)、こうして約20年にわたる歴史を俯瞰しますと
・「バイカーズロック」とも称された硬派なサウンドでNWOBHMムーヴメントの中核を担った時代(THE CARRERE YEARS)
・IRON MAIDENやDEF LEPPARDといった同期連中の成功に刺激を受けたか、アメリカナイズされた・ポップ路線へと大きく舵を切った時代(THE EMI YEARS)
・ヘヴィメタルに対する逆風が吹き荒れる中、実直にして重厚な英国魂溢れる作品群をリリースし続けた時代(SOLID〜 / FOREVER〜 / DOGS〜)
・進化していくヘヴィミュージックのエッセンスを巧みに取り込み、現在の「屈強なる老兵」とも言うべきSAXON像の礎を築いた時代(UNLEASH〜 / METALHEAD)
と、実に波乱万丈なキャリアを重ねてきていることが改めて見てとれます。
未だに評価が高いとは言い難い時代の楽曲も改めて聴き直してみると駄作どころか佳作・名作揃いでありますし、そしてなにより、一度も解散や活動休止することなく、現在に至るまでコンスタントに作品をリリースし続けているという偉業に改めて敬意を表さずに入られません。
継続は力なり、思う念力岩をも通す。
屈強の信念で今なお最前線に立ち続ける偉大なるリビング・レジェンド、SAXONに改めて敬礼!










来年も素晴らしいアルバムに出会えますように。


今日のアルバム…SAXON 「THE EAGLE HAS LANDED」
モータサイコォマーン!
| 音源感想 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0)
音源感想(2013年9月度)
「機材とステージセットを乗せた船便が未着につきフェスのヘッドライナーが出演ドタキャン」とかマジかいな(挨拶)

はいどうも、はまっちです。
詳細がハッキリしないので何とも言えませんが、もはやこれはクリエイティヴマン=サンのケジメ案件では?


さて。
遅くなりましたが、9月度購入分のアルバム感想をば〜


TESTAMENT
 「ORIGINAL ALBUM SERIOUS」 (2013)


最近良く目にする「廉価版ボックスセット(輸入盤)」ですが、ベイエリアスラッシュメタルの雄・TESTAMENTの初期5作をコンパイルしたのがこちらでございます。
永遠のアンセム"Over The Wall"を筆頭に、迸るスラッシュ初期衝動をブチ込んだ1st「THE LEGACY」。
前作からあらゆる面でグレードアップを果たし、TESTAMENT流のスラッシュメタルを極めた2nd「THE NEW ORDER」。
ヘヴィメタルバンドとして音楽的にも商業的にも大きな飛躍を遂げたことが頷ける3rd 「PRACTICE WHAT YOU PREACH」。
速さから重さへ…90年代を迎え、時代の転換期にあったことが垣間見える4th 「SOULS OF BLACK」。
90'sヘヴィロックの文法を積極的に取り込まんとする試行錯誤が伺える5th 「THE RITUAL」。
各作品ごとの個人的評価は別として、こうやって俯瞰してみると、TESTAMENTの活動がそのまま80'sスラッシュメタルシーンの勃興から繁栄、そして収束へと至る歴史的変遷と見事なまでにリンクしていることが見えてきます。
その後、逆風の時代を切り抜けて2013年現在も最前線で活動している姿を見るにつけ、やはり「TESTAMENTこそスラッシュメタルシーンそのものを体現しているバンド」との思いを新たにするのであります。
正直なところ、装丁その他の安っぽさは否めませんが、それでも過去の名作が1枚あたり数百円レベルで入手できるこの手のボックスシリーズ…ちょっと無視するには惜しいアイテムですね!






VRAIN
「VAPTISM OF MARS」 (2013)


横須賀出身、ネオ・ドラマティック・サイバー・ハードロックを標榜する5人組の2ndアルバム。
フルアルバムとしては実に6年ぶりとなるそうです。
X JAPAN直系の劇的なスピードメタルとシンフォニックかつスペーシーな打ち込みサウンドを大胆に組み合わせた唯一無二のスタイルは本作でも健在。
飛び交うシーケンスフレーズ、フラッシーなツインギター、隙あらば存在感あるフレーズをねじ込んでくるベース、手数足数満載で荒れ狂うドラム…
彼らの彼らたる所以をいかんなく発揮した疾走ナンバーが怒涛のように繰り出される中にあって、ジャジーなスウィング感とコード進行が秀逸な"Rune After Lie"や大作"Vampire Kiss"といった、ある種変化球的な楽曲が作品にメリハリと奥行きをもたらしております。
また、「女性らしい優しさやしなやかさ」と「ロックシンガー然とした強さや雄々しさ」という、ある種相反する要素を見事に両立させたHIROさんのヴォーカルワークも特筆すべきであり、バンドとして更に「次の領域」へと進化したことが如実に感じられる、まさに貫禄の1枚です。






ASRA
「Maha Pari NIRVANA」 (2013)


仙台出身の4人組ハードロックバンド、フルアルバムとしては2枚目になります。
非常に謎めいたタイトルですが、恐らく『大般涅槃経』(Mahaaparinibbaana Sutta=マハーパリニルヴァーナ・スートラ)から引用したのではないかと推測いたします。
違ったらごめんなさい(笑)
インド〜中東〜アラブあたりのエキゾチックな雰囲気を漂わせているという点で尻込みしてしまう向きも折られるかもしれませんが、いわゆる民族音楽テイストはあくまで「味付け」「香り付け」程度。
基本は非常にキャッチーでメロディックな高品質の日本語ロック(メタル)バンドであり、また歌詞も別に宗教的なことを歌ってるわけではありませんし、本作もまた然り。
エスニックな旋律を大胆に取り入れたリフ、豊潤な歌メロ、キュートで力強いヴォーカル、縦横無尽にスウィングするリズム、時に見せるプログレッシヴなアレンジ…前作を遥かに凌ぐスケール感でバンドの持ち味を十二分に発揮した快作であることは言うまでもないでしょう。
個人的には純然たるヘヴィメタルバンドというよりはむしろL'Arc-en-Ciel のようなJ-ROCKバンドに近い空気を感じておりまして(無論、良い意味で)、今後は狭義の「メタル」に限定されない、より幅広いフィールドでの活躍が期待できるバンドなのではないかと思っております。








良いアルバムを聴くと、刺激になりますね!


今日のアルバム…ASRA 「Maha Pali NIRVANA」
で、たっちゃん(Ba)とのお台場ガンダムデートはいつ実現するんや?(笑)
| 音源感想 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0)
音源感想(2013年8月分)
そもそもパーラーってどういう営業形態やねんカフェとか喫茶店とかと何が違うねんそう考えるとカフェと喫茶店の違いもよく判らん(挨拶)

はいどうも、はまっちです。
あの手の店は選ばないなぁ、少なくとも独り飯の時は…
だからこそ、ゴローちゃんの凄みがより一層伝わるというもの。


さて。
恒例のアルバム感想でございます。


TIERRA SANTA
「MI NOMBRE SERA LEYENDA」 (2013)


当代スパニッシュメタルの雄・通算9枚目のアルバム。
エキサイト翻訳によると(笑)タイトルは"My Name Will Be Legend"という意味になるようです。
「スペインのIRON MAIDEN」とも称されるドラマティックな正統派ヘヴィメタルサウンドと巻き舌全開で歌い上げるスペイン語のヴォーカルによる独特の味わいは本作も健在。
こういう良い意味での「ローカル感」が非英語圏メタルの醍醐味なんだよなぁ〜
メロスピ的な疾走感こそ乏しいものの、哀愁の美旋律がこれでもかと詰め込まれたミディアムテンポの楽曲群は聴き応え充分…かと思えば、突如としてまるでSURVIVORかDANGER DANGERかNELSONかというようなキラキラした爽やかメロディックハードナンバーをブチ込んできたりとベテランならではの余裕と妙味と遊び心がギラリと光る、貫禄の作品であります。
演奏・サウンドプロダクションともの高品質ですし、スパニッシュメタル未経験の方々にも安心してオススメできるアルバムだと思います。






HURLEMENT
「TERREUR ET TOURMENT」 (2013)


フランス産ピュアメタルバンドの2ndアルバムで、正確にはバンド名の"U"にウムラウトが付きます。
いわゆる「パッチGジャン系メタル」と言えば、おおよその見当がつくかと思いますが(笑)その期待はほぼ完璧に叶えられるはず。
JUDAS PRIEST、IRON MAIDEN、ACCEPT、MANOWAR、RUNNING WILDといった偉大なる先達へのパク…いやいや、熱すぎるリスペクト(笑)がそのまま暴発してしまったメタル馬鹿丸出しの楽曲といい、ヘナチョコなVoといい危なっかしいツインリードといいドタバタと疾走するリウムといい…我々が愛してやまないクサレメタルに必要不可欠な要素がこれでもかと詰め込まれております。
 B級メタルならではの異様な暑苦しさは、我々のような一線を越えて久しい好事家のツボをクイクイ刺激してやみませんし、それ以前に何というのか…同じバンドマンとして妙な親近感すら覚えるのは何故でしょう(笑)
「アタマの悪いメタル(褒め言葉)」に目の無いアナタ、一度はチェックしておく価値ありますよ!






MARY'S BLOOD
「AZURE」 (2013)


いまや飛ぶ鳥を落とす勢いで人気急上昇中の国産ガールズメタルバンド、MARY'S BLOODのミニアルバム。
昨年リリースの「SCARLET」と対になる作品、と考えれば良いでしょうか。
情熱的な「緋」に対して神秘的な「蒼」ということで、今回はそういう方向性の楽曲が多いのかと思いきや、むしろヘヴィメタリックな疾走感や重量感は前作以上。
高らかに歌い上げるVo、テクニカルかつエモーショナルなプレイが光るGt、がっしりとボトムを支えるBa、時にブラストビートまで繰り出すDrと、個々の存在感やプレイアビリティの高さをアピールする一方で、リリカルなバラードやアニソン並みにキャッチーな楽曲などヘヴィメタル一辺倒にとどまらない作曲センスの柔軟さを見せている点も特筆すべきでしょう。
まだまだ隠し玉を持っているであろう音楽的キャパシティーの広さや深さを次こそはフルアルバムで満喫したいという思いもありますが、この「ギュッと濃縮30分1本勝負」もなかなか悪くないですね。
「脂ぎったオッサン連中御用達の嬢メタルバンド」などではなく、往年のSHOW-YAやPRINCESS PRINCESSのような「同性が憧れるガールズバンド」として大きく飛躍してくれることを期待したいと思います!




毎回毎回、偉そうなことばかり書きなぐっててホントすいませんねェ


今日のアルバム…MARY'S BLOOD 「AZURE」
ホントよくできてる!
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音源感想(2013年7月分)
いわゆる「拡散希望」ツイートは色々見かけますが、その件に関しての結果報告とか御礼などは見かけたことがないような(挨拶)

はいどうも、はまっちです。
僕だけの現象であれば申し訳ない。


さて。
7月も終わりということでアレを。
なんか数日前にようやく前月分をアップしたばかりのような気もしますが(笑)



OCTOPUS ROCKS SPRINGFIELD
「SASQUATCH」(2013)


1990年代から2000年代前半にかけて名を馳せた伝説のチープメタルバンド、蛸殴総本山。
その元メンバーが中心となって結成された新バンドの1stアルバムです。
ナンセンスでありながら妙に哲学的かつ示唆に富んだ(?)歌詞、異様な中毒性を持つメロディーライン、がっちりタイトな楽器陣…というコンセプトは、かつての「蛸」の延長線上というかそのまんま。
一方で「蛸」時代の音源と比較すると良い意味で無駄な力が抜けていると感じる部分も多々あり、そこは流石ベテランならではの余裕のワザマエが光るといったところでしょうか。
バンド名も変えてのリスタートという気概が充分に伝わってくる力作です。
…とかなんとか小難しい理屈抜きで、「親不知を抜かないでください」だの「セミがうるさいんです」だの「メカの弱いんです」だの、そんなことを歌って怒られるどころか喝采を浴びてしまう(笑)グラハム井上総帥じゃなくてアレックス・スプリングフィールドさんの人徳というのか底知れぬ才気というのか何というか、要は相変わらずの企画外っぷりにヘイルってことですわ!
某誌のレヴューが8点なのがふざけてる?
いやいや、OCTOPUS=蛸にちなんだ最高の褒め言葉じゃないですか。
レヴュワーの方、判っておられる!
チープメタルは死なず!






BATTLE BEAST
「BATTLE BEAST」(2013)


フィンランド出身正統派ヘヴィメタルバンドの2ndアルバム。
デビュー作「STEEL」でドロ・ペッシュばりのド迫力ヴォーカルを炸裂させていたニッテ・ヴァロ嬢が脱退したとのことで期待より不安のほうが大きかったのですが、いやこれは凄いモンを作ってきましたな。
前作同様のACCPETやMANOWAR、JUDAS PRIESTといった先達へのリスペクトに溢れたピュア・メタルを下敷きに、メタルコアやエレクトロ(4分打ち)といった「モダン」な要素を大胆にブチ込んできたという印象です。
過去の歴史が証明している通り、この方法論はともすれば焦点がボケて散漫になりがちなのですが、こと本作に関して言えば正統派ヘヴィメタル然とした楽曲に更なるアグレッションや扇動力を付与するエッセンスとして有機的に機能させることに成功しており、絶妙なタイミングで折り込まれるキメやブレイク、シンガロングパートといったアレンジ面での妙ともあいまって、その卓越した作曲センス・アレンジセンスに脱帽することしきりです。
そして驚くべきは新たなるフロント・ウーマン、ノーラ・ルヒモ嬢の表現力!
時に可憐に、時にセクシーに、時にアグレッシヴにと文字通り「七色の声」を使い分ける彼女のヴォーカルスタイルは、何も知らずに聞いて同一人物だと判る人は殆どいないのではないでしょうか。
恐ろしくキャッチーなサビ、テクニカルなギターソロ、キラキラしたシンセ、そして時代に則した重量感…当初の不安が歓喜のガッツポーズへと変わったことはもはや言うまでもありますまい。
バンド名やタイトルがB級臭い?
馬鹿いってるんじゃないよ、この熱さが無けりゃメタルじゃないんだよ!






今月は少ないので楽でしたね(笑)


今日のアルバム…BATTLE BEAST 「BATTLE BEAST」
ブラックニンジャ!
| 音源感想 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0)
音源感想(2013年6月分)
いやしかし暑いね(挨拶)

はいどうも、はまっちです。
言わずに済むならそうしたいが、こう言わざるを得ないのが我々の現状という事だ。


さて。
遅くなりましたが、6月分のアレを。
もう上半期が終わっちゃったんだなぁ…。



BLACK STAR RIDERS
「ALL HELL BREAKS LOOSE」(2013)


THIN LIZZYの本メンバーを中心に結成されたTHIN LIZZYのセルフ・トリビュートバンドが改名のうえ、待望のデビューアルバムをリリース。
バンド成立の歴史的経緯からしてどうしても「リジィらしさ」を期待してしまうのが人情というものですが…その想いはほぼ完璧に叶えられると思います。
正直、ここまで「リジィな音」を出してくるとは思っていなかったので(たとえ確信犯的に作っていたとしても)、個人的には嬉しい誤算ですらあります。
特に驚くべきはリッキー・ウォーウィックのヴォーカルワーク。
メロディーのつけ方や節回しはもちろんのこと、コブシやフェイク果てはブレスの入れ方に至るまで、まるでフィル・ライノットが歌っているかのような錯覚に囚われる場面も珍しくありません。
ここまでTHIN LIZZYらしさを出してくるのであればブライアン・ダウニーのドラムで聴いてみたかったという贅沢な想いも沸いてきますが、本作で叩いているジミー・デグラッソも世に聞こえしドラムの名手でございますので、なんら不満はゴザイマセン、はい!(笑)
もし彼らに対して「昔の名前を使って小遣い稼ぎしているロートル集団」という悪しき先入観を抱いているとするならば、それは貴方の音楽生活において大いなる損失に繋がると断言しましょう。
偉大なる伝説のDNAを継承しつつも、2013年現在を生きる現役ハードロックバンドとしてのポテンシャルを充分に発揮した作品であり、願わくば是非ともライヴで体感してみたいと思います。






DEEP PURPLE
「NOW WHAT ?!」(2013)


言わずと知れたハードロック・レジェンド、実に8年ぶりとなる新作(19作目)。
スティーヴ・モーズ(Gt)の加入から既に18年、ドン・エイリー(Key)も11年在籍ですか…ひえぇ!
ここ数作はどちらかというとキャリア相応の枯れ具合というか「好々爺」な作風でありましたが(作品の完成度は高いので誤解なきよう)、こと本作に関しては久しぶりに「歴戦の戦士」としての本能を剥き出しにしたかのような「攻めの姿勢」がビンビンに伝わってきます。
1995年の「PERPENDICULAR / 紫の証」を想起させる奔放なスウィング感とドライヴ感は、とても還暦はおろか古希を目前に控えたメンバーが多数在籍する「芸歴45年の大御所バンド」とは思えません。
かつて「御老体バンド」と揶揄されていたのがまるで嘘のよう。
これがライヴサーキットを重ねたことでバンドとして更に進化した結果なのだとすれば、実に恐ろしい!
リッチー・ブラックモアの幻影から良くも悪くも抜け出せない方々にとっては「深紫の名を使った別のバンドであり、聴くに値しない」と断罪されっぱなしかもしれませんが、ハードロックの何たるかを知り尽くしたミュージシャン達による熟練のパフォーマンスは、一聴・一見の価値ありと思いますよ?
なお、ジョン・ロード逝去後、初のアルバムリリースということで、作品の随所に彼に対する追悼の意が散りばめられていることも忘れてはなりますまい。
兎に角、おじいちゃん達まだまだ「殺る気」充分やで!






U.D.O.
「STEEL HAMMER」(2013)


こちらも言わずと知れた大御所、U.D.O.の通算14枚目。
ここ数作に関して言えば、U.D.O.らしい実直にして質実剛健なヘヴィメタル道」が貫かれてはいるものの、一方で悪い意味でのマンネリ化や煮詰まり感が目立っていたのも事実でした。
翻って今回のアルバム、前半(A面)ではスペイン語歌詞や電子音の導入、果てにはウドがエモーショナルに歌い上げるピアノバラードなどの新機軸が目立つ一方、後半(B面)はこれぞU.D.O.という重厚なヘヴィメタルナンバーが連発されるという構成で、ファーストインプレッションは「久々にダレずに最後まで聴けるな」というものでした。
1997年の再結成以降、創作面でのイニシアチヴを握ってきたであろうステファン・カウフマン(Gt)が脱退、ギターチームを若手に一新した事で、バンド内に新しい風が吹き込まれつつあるということなのかもしれません。
さすがに新生ACCPETの作品群と比較すると分が悪いし(というか相手が悪すぎる)、一撃必殺のキラーチューンでノックアウトさせるようなアルバムでもありませんので、一聴すると地味かもしれませんが…何回か聴いているうちにジワジワとハマってくる、そんなスルメ盤的なアルバムだと思います。
定番・王道路線を踏まえつつ、新しい可能性を提示することに成功しているという意味でも、次作以降の展開が早くも楽しみになってきました。
というか来日公演はないのかね…






DEATH DEALER
「WARMASTER」(2013)


元MANOWARとして名高いロス・ザ・ボス(Gt)とライノ(Dr)、あるいは元LIZZY BORDENのマイク・デイビス(Ba)といったキャリア組を擁する米国産ヘヴィメタルバンドのデビュー作。
各メンバーのキャリア、そしてアルバムアートワークの濃さから期待・想像できるモノを一切裏切ることの無い純度666%鋼鉄温度666度のピュア・ヘヴィ・メタルが展開されているのは言うまでもございません。
驚くべきは、この異常なまでのメタル馬鹿っぷり!
まるで気でも狂ったかのように終始刻みまくり、踏みまくり、叫びまくるハイテンションのゴリ押しっぷりは、ヘヴィメタルがフィジカルな音楽であるという大前提を否が応でも再認識させてくれます。
よくよく聴くと楽曲の基本的なストラクチャーはメロディックパワーメタルあるいはシンフォニックメタル的な構築美とは無縁の「大味な脳味噌筋肉アメリカンメタル(褒め言葉です)」だったりするのですが、音符の一つ一つから凄まじい勢いで噴出し続けるヘヴィメタル汁のシャワーを全身で浴びた瞬間、そんなことはどうでもよくなってしまうわけです(笑)
ヘヴィメタル好きであればニヤニヤが止まらず、一方でメタル門外漢にとっては苦笑と失笑しか出てこないであろう、徹底的に(メタル馬鹿方面に)振り切れたバンドであり、ある種の「踏み絵」「分水嶺」となりうるバンドかもしれません。
元来であれば本家たるMANOWARにこそ、これぐらい有無を言わせぬアルバムをリリースして欲しいところですが…どうですか、Mr.Blackwind?(笑)






END ALL
「HOP THRASH JUMP」(2013)


東京出身「お気楽癒し系健康優良スラッシュメタルバンド」の(笑)1stミニアルバム。
古式ゆかしきスラッシュメタルをベースに、ハードコア成分や伝統的ヘヴィメタルの滋味、果てにはロックンロールの息遣いまでをも取り込んでハイテンションかつポンコツ気味(褒め言葉)に爆走する楽曲は痛快の一言です。
一聴するだけで「ライヴ楽しそう」「ライヴ凄そう」と思わせるだけの魅力がありますが…正直、ライヴはこれの数倍凄いからね!(音源がダメというわけではない)
アグレッシヴでありながらハッピー、そして隙あらばビールを飲み干していくファニーなライヴパフォーマンスともあいまって、一部識者の間で「日本のTANKARD」と称されるのも納得でございます。
とにかく、速くてスカッとしたメタルが聴きたい方にはうってつけの1枚です。
"More Beer !!!"と叫べば、今夜もビールが美味い!
あと、iTUNESでCDを読み込むと、バンド名が"END OF ALL"になるという謎の現象が…誰や間違って登録したヤツは(笑)




VALTHUS
「TAPESTRIED DESTINY」(2013)


東京出身メロディックスピードメタルバンドによる1stアルバム。
STRATOVARIUSやSONATA ARCTICA直系の爽快なスピードナンバーの上で乱舞する、伸びやかなハイトーンヴォイス…まさに「メロディックスピードメタルの王道・ド真ん中」を突っ切っている作品です。
奇をてらったり妙な色気を出すようなことなく真っ正直に疾走する様は「メロスピかくあるべし!」と宣言しているかのようであり、デビュー作にして国産メロスピ界隈の猛者と比較しても何ら遜色の無い完成度を誇っております。
派手なソロバトルの応酬やシンフォニックな装飾は意外にも控えめで、あくまで楽曲そのものとメロディーにフォーカスしているという意識が見て取れますし(きっとその気になれば延々とバトルできる人たちなのでしょうけど)、音楽的中枢と思しきIZO氏のギターがいわゆる「ネオクラピロピロ弾きまくり系」とは一線を画しているのも、他バンドとの差別化に繋がっているような気がします。
気になって公式サイトのバイオを見てみるとヴィクター・スモールスキー(RAGE)やアンディ・ティモンズ、マーティー・フリードマンの名が…なるほどねぇ〜
若いバンドさんですし、これから更に凄いことになっていきそうな予感がプンプンですぞ!






B'z
「B'z The Best XXV 1988-1998」(2013)
「B'z The Best XXV 1999-2012」(2013)


さすがに説明不要だと思いますが(笑)B'zのデビュー25周年を記念してリリースされたシングル集(新曲も収録)です。
1988年〜1998年の「白盤」、そして1999年〜2013年の「黒盤」を揃えることで、この偉大なるロックユニットの四半世紀にわたる歩みを一目で俯瞰できるとようになっております。
前者は「生演奏+デジタルビート」というスタート地点から、作品をごとにトライを繰り返し、結果としてB'zならではのオリジナリティを確立するに至る「進化」の道程。
一方、後者はデビュー10年で手に入れた「ロックバンド・B'z」としてのアイデンティティをより研ぎ澄まし、突き詰めていく「深化」の道程。
これだけキャリアも長く、またヒット曲も多いユニットですので、各リスナーごとに思い入れのある時期は様々だと思いますが、やはり個人的にはリアルタイムで追いかけていた時期と合致する「白盤」に軍配が上がるかな?
正直、過去のベスト盤と曲目がカブりまくっていることは否めないのですが(笑)なんといっても初回盤にはPV集がつきますのでね。
実際、その為(PV集目当て)に買ったという側面もあるとかないとか…(笑)








いじょうです。
結構買ってたなぁ〜


今日のアルバム…BLACK STAR RIDERS 「ALL HELL BREAKS LOOSE」
来日公演希望!
| 音源感想 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0)
音源感想(2013年5月分)
もう1歳半か…早いねぇ…(挨拶)

はいどうも、はまっちです。
だんだん知恵もついてきましたな。


さて。
毎月のノルマ、アルバム感想でございますのよ!
今月は少なめか。



GLORYHAMMER
「TALES FROM THE KINGDOM OF FIFE」(2013)


パイレーツ・メタルことALESTORMの首謀者、クリストファー・ボウズが手がけるニューバンドのデビュー作。
バンド名、アルバムタイトル、アートワークから想像できる通りのファンタジック&エピックな世界観を持つバンドであり、専門店であれば間違いなく『RHAPSODY + LOST HORIZONタイプ!マスト!』と評されるであろう圧巻のパワーメタル絵巻は濃密にして豪華絢爛。
新人離れした圧倒的スケール感のみならず、壮大なオーケストレーションを駆使しつつも妙な「胃もたれ感」「膨満感」とは無縁の絶妙な味付け加減も含め、「さすがはALESTORMの中の人!」と唸らされること必至です。
不意にこういう凄いアルバムと出会えるから、メタルは止められないんだよねぇ〜






SAXON
「SACRIFICE」(2013)


泣く子も黙る大ベテランバンド、2年ぶり通算20枚目のスタジアオルバムだそうです。
キャリアは既に30年超、年齢も還暦を迎えるかどうかという大御所にも関わらず…なんですかこの迫力は。
ここ最近(といっても10年以上)の安定感・充実度だけでも平伏するレベルなのですが、本作もその期待に100%応える充実の内容です。
初期に通じるドライヴ感が印象的だった前作と比較するとドラマ性・叙情性が強まっているように思えるものの、全体の印象を大きく変えるものではありません。
安心と信頼のSAXONブランド(笑)
年齢を追うごとに艶やかさを増すヴォーカル、気高き英国の薫りを湛えたギターリフ、メタリックな重量感を演出するリズムセクション…
まさに安心と信頼のSAXONブランドであります。
デビュー当時から変わらぬバイカーズロック魂にキャリアならではの威厳が備わった現在のSAXONはまさに最強であり、それ故に未だライヴを観たことがない自分が恨めしい!






T.T. QUICK
「METAL OF HONOR」(1986)


今となっては「ACCEPTの現ヴォーカル、マーク・トーニロがかつて在籍していたアメリカンパワーメタルバンド」と紹介したほうが良いでしょうか。
1986年にリリースされた1stアルバムです。
余りにも有名なタイトルチューンは「たしなみ」として知ってはいたのですが、恥ずかしながらアルバムをゲットする機会に恵まれないまま現在に至っており…ええ、ようやく溜飲を下げた思いです。
MTVメタル華やかなりし当時のアメリカにあって、このようなタフで汗臭くてマッチョなヘヴィメタルをプレイしていたという事実はリスペクトに値しますし、1stアルバムにしてこの重量感に満ちたドスの効き方はタダゴトじゃあございません。
今なおUSメタルの名作としてマニアから高い評価を受けているのも頷ける作品ですね。
そしてマーク・トーニロ、さすがに現在と比べると声質が若いものの、あの「肉食白人特有の獣みたいな体臭がプンプン匂ってきそうなヴォーカル」はこの段階でも大炸裂。
よくぞACCPETと出会ってくださった、と改めて感謝!






はい。
毎月素敵な新譜がリリースされるし、聴き逃したままのバンドやアルバムも星の数以上。
まったく、修羅の道ですよ!(嬉しそうに)


今日のアルバム…GLORYHAMMER 「TALES FROM THE KINGDOM OF FIFE」
某氏による(笑)国内盤ライナーノーツも熱い!
| 音源感想 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0)
音源感想(2013年4月分)
ビールが美味い季節になってきましたね!(挨拶)

はいどうも、はまっちです。
まぁ季節に関係なく呑みますが。


というわけで今月も…というか正確には先月分のアレをアレする時間がやってまいりましたのよ!



EXCITER
「THRASH SPEED BURN」(2008)
「DEATH MACHINE」(2010)


カナディアン・スピードメタル・レジェンド・EXCITERの2008年リリース作及び2010年リリース作。
枚数は良く判らん(笑)
2013年3月に実現した感動の初来日公演でも確信しましたが、この方々はもう求道者の領域なんですよね。
EXCITER流スピードメタルの求道者。
よって基本的な方向性が変わろうはずもないし、このスタイルを好む方にとっては無類のカタルシスを感じるであろうEXCITER流スピードメタルが両作品ともに大炸裂しています。
私ですか?
そういうのを愚問と呼ぶのですよ!






THOR
「THUNDERSTRYKE」(2012)


カナダはバンクーバー出身のマッチョネス・メタル…その名もTHOR!
2012年にリリースした…リメイク集?
名前は以前から知っていたのですが、ボディービルダーとしての顔を持つミスター・ソーのパブリック・イメージが邪魔して(笑)これまで特に触れる機会も無く来てしまった次第です。
バンド名からも想像できる通りヒロイックでエピックな世界観を標榜しており、それこそMANOWARやVIRGIN STEELEに通じる部分もあります。
まぁ正直大味ですし、エキサイトメントを感じるよりもチープかつシケシケな展開に苦笑するほうが圧倒的に多いのは事実なのですが、油断していると「アイアムザサンダストライカー」なんて口ずさんでしまうという妙な中毒性もあって…こう見えて、なかなかあなどれないバンドかもしれません(笑)






KALAPACS
「TOTEM」(2003)


既に10枚ものアルバムをリリースしているハンガリアン・メタルの雄・KALAPACSが2003年にリリースした通算4枚目のアルバム。
正確には"Kalapács"というバンド名表記になるようですね。
現地語(ハンガリー語?)独特の響き、東欧らしい翳りを感じさせるウエットなメロディーライン、加えてプロダクションを含めたバンドのパフォーマンスは一級品…とくれば、辺境メタル好きならガッツポーズ必至でしょう。
個人的にはJUDAS PRIESTというよりはHALFORDに近いものを感じましたが、いずれにしても質実剛健な正統派メタルがお好みの方は一聴の価値あり。
これまで聴いてこなかった不勉強を恥じると共に、他のカタログも収集せねばと深く誓った次第であります。






THUNDER
「ROBERT JOHNSON'S TOMBSTONE」(2006)


ブリティッシュハードロックの伝道師・THUNDERが2006年にリリースした通算8枚目のあルバム。
今作は『十字路で悪魔に魂を売り渡し、その引き換えにギターテクニックを身につけた』というクロスロード伝説でお馴染み、かのロバート・ジョンソンに捧げる1枚ということもあってか、過去作より更にブルージーでソウルフルでジューシーな渋いロックを堪能することが出来ます。
他の作品同様「匠の技」が光る作品であり、THUNDERにピンと来ない人は他のブリティッシュ・ロックを聞いてもピンと来ないだろうなと思ってしまうほどの圧倒的滋味!
まさに安心と信頼のブランドだったTHUNDER、今更ながらに解散が惜しまれます。






WINDZOR
「AGAINST THE UNKNOWN TEMPEST」(2013)
「SEVEN COLORED SHINING WINGS」(2013)


姫路を拠点に活動中の国産ヘヴィメタルバンド・WINDZORが活動14年にして遂に初のフルアルバムをリリース!
文字通り艱難辛苦を乗り越えての大願成就、本当におめでとうございます!
感想というより私信になっていますが(笑)
改めて音源として楽曲を聴きなおしてみると、そのバランスの良さに驚かされました。
疾走感、重量感、ドラマ性、シンフォ度、プログレ風味…アルバム全体あるいは楽曲の中においても様々な表情を見せつつも、そのいずれも突出することなく絶妙なバランスでトモエ的調和を保っているという事実!
「押し付けがましくない」というのか、「ちょうどエエ塩梅」というのか…このあたりはさすがベテランの妙技というべきでしょうか。
アルバム全体でひとつのコンセプトを構成すると共に、シングル曲は1stアルバムから更に続く物語…すなわち来るべき次回作への布石となっているという連続性もお見事。






ALESTORM
「CAPTAIN MORGAN'S REVENGE」(2008)
「BLACK SAILS AT MIDNIGHT」(2009)
「BACK THROUGH TIME」(2011)


イギリスはスコットランドのパイレーツメタルバンド・ALESTORMのアルバム3枚を大人買い。
パイレーツということは即ち海賊であり、海賊といえばジャーマンメタル界の大御所・RUNNING WILDを想起するのが人情というものでありますが、航海や戦い、宝探しに冒険といった勇壮な物語を紡いできたドイツの大先輩と比較すると、スコットランドの大型ルーキーは飲めや歌えや騒げや踊れやの乱痴気騒ぎが大好きでたまらない、底抜けに元気な連中のようです。
この手のジャンルにおける代表的存在であるバンド群…具体的にはKOLPIKLLANIの陽気さ、TURISASの仰々しさ、FINTROLLの疾走感といったエッセンスを「美味しいトコ取り」したヴァイキングメタルならぬパイレーツメタルは、ひたすら躁状態で爆走する痛快極まりない新世代パーティーロック!
名曲「海の狼(2ndアルバム収録曲)」のサビで繰り返される『うぃざ はいはいほ〜!あんだ はいはいへい!』という掛け声に胸躍らない人などいるのかね?
こういうので良いんだよ、こういうので!
それこそ漫画「ワンピース」に通じる痛快無類の冒険絵巻。
海賊王に俺はなる!







今月は多かった…


今日のアルバム…ALESTORM 「BACK THROUGH TIME」
文句ナッシング!
| 音源感想 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0)
音源感想(2013年3月分)
なんか、高校の学食とかの良い意味で安っぽいカレーが食べたいなぁ(挨拶)

はいどうも、はまっちです。
箸で掴んだらプツンと切れちゃううどんとかね!


さて。
半月ばかり遅れてしまいましたが、毎月のミッションを片付けましょうか!



Tetsuya Komuro
「DEBF3 (Digitalian is eating breakfast 3)」 (2013)

前作から2年ぶりとなる「デジタリアン」シリーズ3枚目は、昨今の音楽業界で新たなトレンドとして注目されている「EDM(Electric Dance Music)」にトライした作品。
エレクトロポップに始まり、ディスコ、ユーロビート、ハウス、テクノ、ジャングル、トランス…その時代の最先端とされるダンスミュージックをいち早く取り込み、国内ヒットチャート向けに「翻訳」してきた小室センセイが、このEDMなる新しい潮流に対して敏感に反応するのは必然中の必然といえましょう。
EDMなんて言葉を使うとなんだか新しく聞こえますが、要は「シンセなどのデジタル楽器を多用したダンサブルなポップミュージック」のことでありまして…これ即ち小室センセイが1980年代から現在に至るまで一貫して追求し続けている音楽性そのものです。
今作には本人のヴォーカル曲は収録されていませんし、恐らくヴォーカルメロディー自体を他者(プロデューサーのニック・ウッド?)に委ねているので、いわゆる「小室メロディー」を求めている方にとっては少々肩透かしかもしれませんが、バックトラックの圧倒的なスケール感は、まさに我々を魅了してやまない小室サウンドの2013年バージョンであります。
そしてなにより、作品全体を支配するポジティヴなエナジーと溢れ出るパッション!
 いち信者としても、本作をもって「小室哲哉・完全復活」を宣言したいと思います。
日本が世界に誇るシンセサイザー・マエストロの真骨頂がここに!
ボーナスCDのソロライヴも圧巻。






ENFORCER
「DEATH BY FIRE」 (2013)

"New Wave Of Traditional Heavy Metal"ムーヴメントの立役者、スウェーデンが誇るメタル馬鹿4人組による3rdアルバム。
2011年の来日公演直後にギタリストが脱退、ヴォーカルがギターを兼任することになったとのことですが…初期のIRON MAIDENやMETALLICAを彷彿させる前のめりな疾走感とアグレッション、そして適度なイモ臭さも含めてその音楽性は全くの不変!
もはや自らのスタイルを確立した者の強みか、ある種の余裕や貫禄すら感じられるあたりにバンドとしての更なる進化・深化が見て取れます。
一般的に3枚目のアルバムは勝負作と呼ばれますが、その点彼らは圧勝・完勝だと断言していいのではないでしょうか。
祈・再来日公演実現!






BRUNET BULL
「BRUNET BULL」 (2004)
「BULL-SHIT #1」(2009)

東京を拠点に活動中の「酒!オネーチャン!パーティー!ロックンロール!」な4人組バンド、通称ブルブル。
前者が4曲いりマキシシングル、後者が1stフルアルバムになります。
毎度お世話になっております(笑)
ジャパメタやパンク、あるいは日本人の琴線に響く歌謡曲的なワビサビまでもふんだんに取り入れたゴキゲンなバッドボーイズロックンロールは、とにかくライヴで映えまくり!
その真骨頂が既に開催50回を越える自主企画「HARD DRUNK STRIP」でありまして、このイベントの楽しさは行った人なら誰もが納得するはず。
ガンガン呑んで、セクシーなダンスショウに眼を奪われて、そして熱いライヴで盛り上がる…ロックの醍醐味、ここにあり!
すなわち、レッツ・ボディーセッション!(笑)
現在はライヴごとにサポートVoを迎えての活動形態ですが、早く正式Voが見つかることを影ながら応援しております。




兀突骨
「魍魎」 (2009)
「影ノ伝説」(2013)

「川越の残虐王」の異名を取る埼玉出身エクストリームメタルバンド、兀突骨(ゴツ トツ コツ)の1st及び2ndアルバム。
三国志演義に登場する怪人・兀突骨の名を拝借するという段階において既に尋常ならざるセンスの持ち主であると確信できるわけですが、果たしてそのサウンドも独特のインテリジェンスを感じさせるもの。
ド派手なスラップ・ベースや疾走感たっぷりのスラッシュ・ビート、テクニカルな中にトラディショナルな味わいを放つギターソロ、強烈な咆哮によって放たれる言霊…これらが当代エクストリームメタルのフォーマットと見事に溶け合い、唯一無二の世界を作り上げております。
恥ずかしながらライヴは未体験(HELLHOUNDで共演経験はあるものの、そのライヴを欠席しているので…/泣)なのですが、この音源を聞くだけでも以前から周囲の識者がこぞって大絶賛していた理由がよく判りました。
7分超えも珍しくない長尺の楽曲を飽きさせず聴かせる楽曲構成の妙も特筆すべき!






THOUSAND EYES
「BLACK EMPIRE」 (2013)

AFTERZERO、LIGHTNING、TEARS OF TRAGEDY、YOUTHQUAKE、KNIGHTS OF ROUND…日本のアンダーグラウンドメタルシーンに通じている方なら誰もが驚くであろうメンバーによるスーパーバンド、それがTHOUSAND EYESです。
いわゆるメロディック・デスのド真ん中を行く作品なのですが…この完成度の前には土下座するしかなさそうです。
Dougen氏(Vo)のスクリームは貫禄充分、Akira先輩&Juhki氏のリズム隊も突進力抜群ですが、本作のキモは間違いKouta氏とToru氏によるギターチームでしょう。
海外のビッグネームすら遥かに凌駕するかの如き圧倒的煽情力を伴った慟哭の美旋律がこれでもかと繰り出される変幻自在にして鉄壁のギターワークは、まさに日本人アーティストならではの構築美!
ここまで自分の琴線を刺激するギターを耳にしたのは本当に久しぶりのような気がします。
個人的には初めて「メロデス」という音楽に触れたときの感動と興奮が鮮明に蘇ってきましたし、「これ1枚を聞けばメロディック・デス・メタルの何たるかが100%理解できる」と断言できる作品だと思います。
この手の音が大好物という方は勿論、そうでない方にも自信を持ってお勧めでき得る1枚として、そしてエクストリームメタルの世界におけるマイルストーンとして今後長く語り継がれる作品になるのではないかという予感すらしております。
圧巻です!






PERPETUAL DREAMER
「PERPETUAL DREAMER」 (2011)

大阪を拠点に活動中の「メルヘンハードロックバンド」2011年リリースの1stアルバム。
先に購入した2ndアルバム「IN WONDERLAND /不思議の国のパペドリ」を聴いたときから確信してるんですが、このバンドのセンスというのか着眼点がとにかくワタクシのツボを突きまくってくるのでもいうホント困っちゃうんですよねぇ(笑)
恐らく殆どの方(特にオーバー30世代)はアルバムの「オビ」を見ただけで、こいつらタダモノじゃないと失禁することでしょう。
楽曲そのもののクオリティーが高いのは勿論、1980〜90年代っぽいネタを随所に折り込んでくるという洒落っ気やサービス精神、あるいは少しの悪ノリ(褒め言葉です)も含めて 1stアルバムの段階でバンドとしてのコンセプトがここまで明確になっているということに驚かされます。
ホントは俺らと同い年ぐらいじゃないのかと(笑)
聞くところによると今後は某有名ギタリストのプロデュースで活動していくということらしいので、更に「上のステージ」へと駆け上っていくのではないかと期待しておりますよ!






Jun Shibata
「あなたと見た夢 君のいない朝」 (2013)

昨年リリースしたカヴァーアルバム「COVER 70's」が高い評価を得たことで、デビュー10数年目にして最大の追い風が吹いている…という中でリリースされた通算9枚目のオリジナルアルバム。
カヴァーアルバムを含めるなら10作目ですな。
この方の場合、音楽的方向性はデビューから一貫しておりますし、それ故に大きくブレることも外すこともないので、要は作品が「ピンとくる」かどうかという点に掛かっているわけですが、「ノマド」「あなたの手」の冒頭2曲を聴いただけで今回は違う、と感じました。
個人的にここ数作は「過去のセルフパロディーになることを避けようと、無駄に力が入りすぎている」という悪い意味での重さ・暗さ・緊張感が先に立ちすぎているように思えてならなかったのですが、本作は久しぶりに「スッと入ってくる」という感覚を味わうことが出来ました。
もしかすると2008年の「親愛なる君へ」以来かも?
先のカヴァーアルバムが好評だったことが心理的な余裕を生んだのか、「柴田淳の音楽」が自然なカタチで収められているように思います。
カヴァーをきっかけに彼女のことを知った層にも納得してもらえる1枚ではないでしょうか。
しかしCD不況が叫ばれるこの御時勢に、初回限定版はフォトブック(美麗なお写真が多数!)付きとは…レコード会社さんもチカラ入ってますなぁ!






ふう。
ちょっと3月は買いすぎたか(笑)


今日のアルバム…THOUSAND EYES 「BLACK EMPIRE」
ライヴも凄いんだろうな…
| 音源感想 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0)

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