毒デムパ神社 OF FIRE

大きなことはできません、小さなこともできません。
そうだ、俺が、俺達が、ガンダムだ!
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地獄番犬WACKENライヴ!そういうのもあるのか!
「新世界の神になる」って、ビリケンさんとかのことかな?(挨拶)

はいどうも、はまっちです。
『デスノート』、そろそろ読んでみようか…


さて。
このタイミングになって、こんな映像が発掘されてきました。





マジか!
WACKEN OPEN AIR 2014でのHELLHOUNDライヴ映像!
こんなんあったんだ!
もっと早くに教えてくれよ〜(笑)


ラスト曲の一部だけですし映像や音声も荒いですが(演奏は言うまでもない)、とりあえず現地はこんな雰囲気だったよ…というのが伝わると良いのですが。

そして観ているうちに、あの時の興奮がジワジワと蘇ってきましたよ。
また行きたいぞ、Holy WACKENに!


今日のアルバム…SLAYER 「DIABOLUS IN MUSICA」
新譜の評判が良いらしいので1998年リリースの7thアルバムを聴く!いわゆるモダングルーヴを意識しつつもSLAYER以外の何者でもなし!
| W:O:A 2014 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0)
Travel Makes , But Who's Reading ? - WACKEN OPEN AIR 2014 旅行記まとめ
1996年オリコン年間シングルチャート1位 : MR. CHILDREN 「名もなき詩」 230.2万枚(挨拶)

はいどうも、はまっちです。
ちょっとぐらいの汚れ物ならば 残さずに全部食べてやる!


さて。
光陰矢の如しと申しますが、1年経ちましたか…
出発日が2014年7月29日(火)だったので、正確には明日で1年になるのかしらん?
まぁ曜日ベースで考えて、今日で1年ということで。

改めて、2014年WAKEN OPEN AIR参戦日記をまとめてみました。


【W:O:A 2014】 WACKEN旅行記 - Day 1 (7/29) part 1
【W:O:A 2014】 WACKEN旅行記 - Day 1 (7/29) part 2

【W:O:A 2014】 WACKEN旅行記 - Day 2 (7/30) part 1
【W:O:A 2014】 WACKEN旅行記 - Day 2 (7/30) part 2

【W:O:A 2014】 WACKEN旅行記 - Day 3 (7/31) part 1
【W:O:A 2014】 WACKEN旅行記 - Day 3 (7/31) part 2

【W:O:A 2014】 WACKEN旅行記 - Day 4 (8/1) part 1
【W:O:A 2014】 WACKEN旅行記 - Day 4 (8/1) part 2

【W:O:A 2014】 WACKEN旅行記 - Day 5 (8/2)

【W:O:A 2014】 WACKEN旅行記 - Day 6 to 7 (8/3 to 8/4)


うむ。
多くは語りますまい。
いつかまた訪れたい、それだけです。


今日のアルバム…SAXON 「SACRIFICE」
もうすぐ新作リリースや!
| W:O:A 2014 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0)
【W:O:A 2014】 WACKEN旅行記 - Day 6 to 7 (8/3 to 8/4)
(前記事:8/2


撤収の朝です。
結局、雨は全く降らなかったなぁ…良かった良かった!

シャワーで汗を流した後、METAL BATTLE JAPANオーガナイザー・松永さんと朝食を摂りながら、アレコレとメタルトーク。
WAKCEN OPEN AIR参加の感想とか、METAL BATTLE JAPANについての個人的所感など、色々とお話しすることが出来て良かったです。
当然、この薄くて不味いコーヒーも忘れずに(笑)

撤収の朝

最後のWACKENメシ

周囲のメタル軍団が次々と撤収していく中、我々もテントや荷物を片付け、倉庫から楽器類を回収し…

CF

LH & BW


さらば、WACKEN !!!

最高の思い出を、どうもありがとう !!!

願わくば、またいつかこの地を再び踏まんことを !!!

See you in WACKEN again , my friends !!!!!!


DB


クルマの窓ごしに眺めるヴァッケンの街並みはとても美しく、フェス会場周辺以外のエリアを散歩する時間が取れなかったことを少々悔やみました。
飛行機の遅延さえ無ければ…ああいや、詮無いことを言うのは止めましょう。
念ずれば通ず。
またこの場所を訪れることを目標に、人生を頑張っていこうではありませんか。

ヴァッケン市街地

渋滞もあって2時間ほど掛かりましたが、なんとか昼過ぎには無事ハンブルグ中央駅前に到着しました。
うおおお!
人だ、クルマだ、アーバンライフだ!
現地ではあれだけ苦労したネットがバンバン繋がりまくる(笑)
ていうか、ついさっきまでHoly WACKENにいたことが夢か幻なんじゃないかと思えるほどに、日常の空気が充満しています。

ハンブルク

ハンブルク

奥村さんオススメという中華料理屋で久々に肉とパン以外の食事を堪能し、『東洋の島国人』という己のアイデンティティを再確認したところで、チームMETAL BATTLE JAPAN 2014解散!
皆さん本当にありがとうございました。
また近いうちに、日本でお会いしましょう!

グラスビール

中華料理

WOAアーティストシャトル

HELLHOUND + ゆーみん嬢は地下鉄でReeperbahn(レーパーバーン)へと移動、まずはホテルにチェックイン。
ホテルの宿泊客はほぼ全員がWAKCEN帰りのメタルヘッズなのですが、シラフなのか疲労困憊だからなのか、皆一様にテンションが低いというね(笑)
ちなみに、ここでも何枚かCD売れました。
やっぱり結構な数の人がライヴを観てくれてたんだなぁと改めて感慨にふけりつつ、ちょっくらと街中散策をば…

ホテル

Reeperbahn

Reeperbahn

Reeperbahn(レーパーバーン)といえば、独逸が世界に誇る繁華街。
基本的には歌舞伎町的な所謂『夜の街』なのですが、そこはヨーロッパですから、日本とは比べモンになりません。
あちこちに割れたビンが転がってるわゴミは散らかり放題だわ壁やシャッターは落書きだらけだわ目つきのおかしな浮浪者がフラフラしてるわ…Crossfire親分いわく『この世の果て』(笑)

昼間でコレですから、メインストリートならいざ知らず、夜に裏通りを1人で歩くのは結構な根性がいるかもしれません。
ジェラート食べたりお土産買ったりしつつ、ホットなハンブルグの夜に備えてしばしベッドで仮眠…
ベッドで寝るのっていつ以来だろう(笑)


そんな刺激的な街でのナイトライフは、ハードロックカフェで改めて労をねぎらいあったり。
老舗ロックバーに集結した世界各国のメタルウォリアーと大騒ぎしてみたり。
ホテルではみんなテンション低かったのに、酒入ると途端に気が狂うのは世界共通ですなぁ(笑)
面識があろうとなかろうと、"METAL"と叫びながらメロイックサインを掲げれば、それだけでブラザーになれるんです。
Let Metal Rule The World...やはりヘヴィメタルによって正解は統治されるべきなのだと思える!

ハードロックカフェ

豪華ディナー

Reeperbahn

Reeperbahn

Reeperbahn

ビアー

当然、世に名高き『飾り窓』も冷やかしましたけど、入店はしてません(笑)
だいたいフルコースで100ユーロぐらいの感じらしいです。
あと、ビール入れるの下手すぎ、俺!(笑)

飾り窓エリア入口

流石に体がバキバキで朝までコースというわけにはいきませんでしたが、この地で日々繰り広げられているであろうロックンロール・ナイト・ライフの片鱗ぐらいは味わえたかなと。
あとロックバーを巡ると普通にライヴスペースが確保されている店も多くて、演奏スケジュールを眺めていると
「え?この人とかこのバンドがこんなトコロで?」
みたいな名前を見つけることもしばしば。
こういうクラブを巡るライヴツアーなんてのもやってみたいなぁ、いつか。

いやしかし、ゆーみん嬢の知名度ハンパねぇ、マジで!(驚)
なんでそんなに知り合い多いんだ…
もはやドイツに移住すべきではないかとすら思えるレベル(笑)
真面目な話をすると、今回の遠征は彼女のサポート無しでは成立し得なかったと思います。
また、例のフランクフルト事変に際しても、SNS経由で多くの方から応援や激励を頂きました。
もう本当に皆様には感謝しても感謝しきれないですし、改めて多くの方々に支えられているのだなということを実感できた旅だったようにも思えます。
普段は謙虚に、でもステージの上では限りなく熱く!

ホテルに戻り、ベッドに転がると、瞬殺で夢の中へBack To Back...


===========================


翌朝、少し遅めの起床…腰痛含め、体調は問題無しのようです。
長かった旅もいよいよ最終日。
出発までの時間はハンブルグの中心部に当たるJungfernstieg(ユングフェルンシュティーク)界隈でちょっとした観光や土産物探しなどを。
まぁ霞ヶ関(東京)とか本町(大阪)みたいなオフィス街ですし、そもそも平日昼間ですし、Reeperbahn(レーパーバーン)とは打って変わった清廉潔白ハイソっぷり。
もっと日程的に余裕があるならベルリンあたりまで足を伸ばしたりしてみたかったものですが、まぁこればっかりはね。

Reeperbahn

Jungfernstieg

Jungfernstieg

Jungfernstieg

Jungfernstieg

Jungfernstieg

Jungfernstieg


一度ホテルに戻って荷物や機材を引き取り、いよいよ空港に向かいます。
フランクフルトでの悪夢やシャルル・ド・ゴール国際空港での騒動が脳裏をよぎりましたが、今回は全くの無風。
「ドイツ人は融通の効かない石頭揃いだ!」とムカムカしていたのが何だったのかというほどにフレンドリーかつ親身な対応で、チェックインから搭乗に至るまで何のトラブルとも遭遇せずに済みました。
なんだ、やれば出来るじゃないか、貴様達!(偉そう)

空港行

ハンブルグ国際空港

チェックイン

出発までの待ち時間を利用して、メンバー4人だけで改めて乾杯。
1時間ほどだったかな… メタル界隈で活動するバンドマンの端くれとして、自分たちはどうありたいのか。
このバンドがこれから目指すべきものは、いったい何なのか。
未来への展望というか想いというか…詳しくは書きませんけど、凄く良い時間でした。
こういうリラックスした気分で話し合うってこと、意外に無いですからね。

ビア

やっぱり、ビール入れるの下手すぎ、俺!(笑)


ハンブルグからミュンヘンを経由して、そしていよいよ東京へ。
21時25分出発 ANA NH276便。
「あれ?席番号がそれぞれ離れてるぞ?間に誰か別の人が入っちゃうのかな?多分俺ら相当臭いだろうし、なんか申し訳ないなぁ(笑)」
みたいなことを言いながら搭乗チェックインの列に並んでいた我々に、最後にして最高のサプライズが待っていました。

こちらに近付いてきたミュンヘン空港駐在の日本人スタッフと思しき女性が

「フランクフルト空港駐在員から手紙を預かっております」

え?

「長時間、御心配をかけたお詫びに、プレミアムエコノミーシートを用意させていただきました」

え?
お手紙?
プレミアムエコノミーへのグレードアップ?
どういうこと?



HELLHOUNDメンバー御一同 様


拝復

時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

この度は、過日7月30日、フランクフルト空港でのお鞄受け取りに関しまして、多大なるご不便をお掛けしたことを誠に心苦しく思うとともに、充分に御力になれなかったことをお詫び申し上げます。

また、そのような状況下に於かれましても、温かいお言葉を頂戴し、誠に恐縮に存じますとともに、心より御礼申し上げます。

今後とも安全運行を踏まえ、お客様から頂戴いたしますお声を糧に「あんしん、あったか、あかるく元気!」なANAらしさの伝わる快適なフライトをご提供すべく、より一層のサービス向上に努力を重ねていく所存でございますので引き続きご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

過日の長時間に渡り御鞄をお待たせしたことへのお詫びと、温かいお言葉への感謝を込めて、本日のお座席はより快適にお過ごしいただけますよう、特別にプレミアムエコノミーシートを御用意いたしましたので、お楽しみいただければ幸甚でございます。

HELLHOUND様の益々の御活躍を、フランクフルト空港所一同、遠くドイツより応援いたします。
次回のご搭乗を心よりお待ち申し上げております。

敬具



ANAからの手紙

ANAからの手紙

ANAからの手紙

ANAからの手紙

一同、呆然…
迷惑をかけてしまったのは我々なのに?
お礼を言うべきは我々なのに?
これが、日本の心か
これが、おもてなしの精神か。
思わず泣きそうになりました。
そして誓いました
今後、余程のことが無い限りはANAを使い続けると!
ちなみに「プレミアムエコノミー」なんてクラスがあるのは、この時初めて知りましたが(笑)


東京行

疲れすぎ俺

機内食

機内食

プレミアムなシートに包まれて、快適なフライトを過ごすこと10余時間。
2014年8月4日16時。
HELLHOUND一行は、無事に日本に帰国いたしました!

成田到着

HELLHOUND

蕎麦

大阪へ

羽田空港にて東京チームと別れた後、久々の日本食を堪能し、更に大阪・伊丹空港まで1時間のフライト。
そして21時半頃、NA-Raaahhhの自宅に到着。
METAL BATTLE JAPAN 2014へのエントリー事後報告(笑)に始まった俺的WACKEN OPEN AIR 2014への旅路は、ここに完結を見たのであります!


バンドメンバー中、最も懐疑的かつ消極的だった僕がこういうことを言うのも説得力に欠けるかもしれませんが…やはりWACKEN OPEN AIRは凄かった。
世界最大のヘヴィメタルフェスにしてメタルじゃないことが恥ずかしいメタルワンダーランドは、伊達じゃなかった。
その空間を体験するのみならず、ましてや、コンテスト枠とはいえ、あのステージで演奏することが出来たという事実はバンドマンの端くれとして誇りに思いますし、間違いなく人生におけるハイライトのひとつとして永遠に刻み込まれることでありましょう。

遅まきながら自分の中でバンドマンとして、あるいはドラマーとして、ひとつ焦点が定まってきたような、この張り詰めた感覚を忘れちゃいけないなと。
更なる目標と野望…もっと先の場所にある景色、もっと高い場所にある景色を見るためにも。


だが、僕のWACKEN METAL BATTLE 2015は、まだ終わりません。
何故って、今夜中に、山のような洗濯物(最長1週間の熟成期間あり)を片付けなくっちゃならないのだから!
オレはようやくのぼりはじめたばかりだからな このはてしなくとおい洗濯坂をよ…

【未 完】






…いや待て待て待て待て!
この記念すべき旅行記の最後が洗濯なんて、所帯じみてるにも程があろう!
俺はロックミュージシャン、夢を売ってナンボの商売だろ?
そこはさ、ピッとさ、カッコよく締めようぜ。
そんなんやから、マダムに「アナタは…マネージャー?」とか言われるんやで!



W:O:A 2014

W:O:A 2014

W:O:A 2014




ご愛読ありがとうございました。

ドラゴンブラスター先生の次回作に御期待下さい!

HELLHOUNDのライヴは2015年8月8日(土)

吉祥寺CRESCENDOにて!


告  知  未  完
| W:O:A 2014 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0)
【W:O:A 2014】 WACKEN旅行記 - Day 5 (8/2)
(前記事:8/1 part2


グーテンモルゲン!


今日も雲ひとつ無い快晴で、「ちょっとぐらい降ってくれたほうが、埃が収まっていいんだけどね」みたいな軽口も飛び出す有様。
でも実際、ここまで雨が降らないというのは過去に例が無いとのこと。
やはりフランクフルトで総ての憑き物を堕としてきたということかな、HAHAHA!


今日の予定は昼頃に物販の回収をするぐらいで、後はオールフリー。
体調と相談しつつ、まったりと楽しむことにしたいと思います。
腰痛はね…痛いんだか痛くないんだか、もうワケが判りません。
これはきっとヘビーメタル・アドレナリンの過剰分泌によるメイクミラクルに違いないです。
そんなモンね、腰の治療とかはね、日本に帰った後の俺が病院に行けばよいことなのよ!


あと、シャワールームの煙突からは暖かそうな湯気が…
畜生め…


しかしARCH ENEMYがトップ出演だなんて、もしかして未だにヨーロッパでの認知度は低いのかしら…なんて思ったのですが、とんでもなかった!
朝イチにも関わらず凄い数のオーディエンスが終結しており、フィールドはもう大変なことに。
やっぱ白人はタフだわ〜
それに引き替え、疲労と寝不足がメタTを着て歩いてるような俺のたたずまいといったら(笑)

ARCH ENEMY

俺!

注目の新ヴォーカリスト、アネッサ嬢もさすがTHE AGONISTで数々の大舞台をこなしてきているだけあって、格落ち感など皆無の堂々たるステージ捌きを披露。
どうやら移動スケジュールの都合でトップバッターの出演になったのではないかという説が濃厚で、そりゃそうだよなぁと(笑)


そのままTRUE METAL STAGEに水平移動して、ビールを呑みつつSODOMのライヴ。
個人的には昨日のONKLE TOMに引き続いて2日連続でエンジェルリッパーおじさんのライヴを観ることになったわけですが、まぁ凄かった!

SODOM

いきなり名曲"Agent Orange"からスタートした容赦なきスラッシュ絨毯爆撃攻撃で辺り一面焼け野原、言うまでも無くHELLHOUND御一行様も完全にSODOMIZEDされてしまいましたさ。
演奏は激烈かつ鬼タイトなんですけど、どこか良い意味でユルくてフレンドリーな雰囲気が漂っているのは、エンジェルリッパーおじさんの人徳なんですかねぇ〜


ていうかステーキサンド、マジうめぇ!
昨日に引き続いて喰ってる!

俺!

ステーキサンド


その後、W.E.T.ステージへ移動。
ちょうどイタリアのARTHEMISがプレイしてたんですけど、これが超ストロングな正統派ヘヴィメタルで度肝抜かれまくり!
とんでもなかった!
勝手に『輸入盤ショップに足繁く通い詰めるようなマニア御用達のC級イタリアンメロスピバンド』とか侮ってて、正直すいませんでした。
いや、昔は確かにそういう印象があったはずなんですけど…メンバーも代わり、音楽性も進化したということなのでしょうね。

ARTHEMIS

真面目な話、WACKEN OPEN AIRに『出演』するためには、最低でもこのクラスの連中と互角以上にやり合えなきゃならんワケですよ。
ましてや、CHTHONICやSKID ROWやARCH ENEMYやSODOMが昼過ぎに出演するようなインステージに至っては、いったいどんな領域なのか…これはもう途方も無いですね。
それに気付いた瞬間、なんか、背筋がピッと伸びるというか、これまでとは少し違う気持ちが芽生えてくるような、そんな一幕でした。


指示された時間が来たのでARTHEMISのライヴは中座、Tシャツ販売コーナーでTシャツやCDを回収したところ、それなりに売れつつそれなりに残っているという塩梅(笑)
ていうか、ここにCDとテーシャツが一緒に置いてるということは、やはりオフィシャルCDショップでは…
まぁ判ってましたけどね。

僕なら
「ま、こんなもんか。日本に持って帰るのが結構大変かもな〜」
なんて言いながらそのまま撤収しちゃったことでしょうけど、我らが屈強なるボス・Crossfire親分は発想のレベルが違いました。


 「どうせなら、この場で行商しちゃおうぜwww」


ちょwww
それ規約違反www
流石は吉祥寺メタルゾーンが世界に誇るリアルロックスター、チンケなルールにゃ縛られないZE!
そこにシビれる、あこがれるゥ!

「怒られたら止めりゃいい」とばかりに、段ボールケースにマジックペンで『Tシャツ 20ユーロ / CD 10ユーロ』とか書き殴り、適当な場所に腰を下ろしていると…これがね、皆さん興味を持ってくれるわけですよ。
「お、HELLHOUNDじゃん!ライヴ良かったよ!」
「CD買うよ!写真一緒に撮ってもらっていい?」
みたいな感じで、ぶっちゃけ行商開始から数十分でオフィシャルショップでの売上に肉薄する勢い(笑)

「コレは実に美味しい商売だ、CDを補充しない手は無いぜ!」
と鼻息を荒げた我々、アテクシが代表して一旦テントに帰還のうえ残りのCDを持ってくることになりました。

往復で約20分程度かな?
腰痛を省みず、バンドの為に全力で駆け抜けたアテクシが観たものは…



ブロック・レスナー(プロレスラー)かと見紛うばかりの

巨漢セキュリティーに睨みつけられながら

大慌てで荷物を片付けているメンバーの姿




でした。
マジかwwwwwwwwwwwwwwww

ていうか、なんやあのブッとい腕…(震)


ここは少し距離をとり、無関係を装いつつ嵐が過ぎるのを待つ作戦に出ました。
だってアナタ、そんな修羅場に
「お〜いみんな、追加のCD持ってきたよ!(^∀^)」
なんて割り込んでいけないじゃないですか、常識的に考えて(笑)
真っ先にWring The Kneckされるわ、俺が!
ドラブラ、独逸に散る!


後で聞いたところによると
「今回は見逃してやるが、もし次に同じことをやったら…判ってるな?」
首を掻き切るジェスチャーで凄まれたようで、そりゃ即撤収デスヨネー(笑)
ロックは反逆の音楽とか言うてる場合やないんやで!
命あってのものだね。


「怒られたら止めりゃいい」ってよく言いますけど、ホントに怒られたのは初めてかも(笑)
しかしアテクシの徒労感たるや、ハンパ無し(泣)


夕方の時間帯は、メタルショップエリアで色々と買い物を楽しみつつ、EMPERORやAMON AMARTHのショウをチラ見する作戦。
EMPERORは思った以上に淡々と演奏しているという印象があったのですが、AMON AMARTHがとにかくハンパ無かった!
ドラゴンのオブジェ、ドーン!
火柱、ドガーン!
あれ日本じゃ絶対見られないでしょうね。
オーディエンスの数も凄かったし、それに比例して盛り上がりも半端なかったです。
しかし雨が全く降らないということで、どこを歩いても砂塵がホント酷い!

ショップエリア

いや、雨に降られて泥沼状態よりは遥かにマシなのは間違いないと思うんですけどね、ええ。
んで、休憩スペースとしてお世話になりまくったテントステージ楽屋エリアとも、そろそろお別れのタイミングかな?

メシ

アイス

集合写真


最後のディナーとアイス(これが何だか異常に旨かった)を喰らい、またもやROADWOLFのメンバーと記念撮影を済ませて、向かうは今年最後のヘビーメタルブートキャンプ。
本日のメニューは以下のとおりです。


20:30 - 21:45 MEGADETH
22:00 - 24:00 AVANTASIA
24:15 - 25:30 KREATOR



少しずつ空が薄暗くなっていく中、いよいよWACKEN OPEN AIR 2014も終盤戦。
実は初めて観るMEGADETHのショウがスタートしたわけなんですけど、これがいきなり"Hanger 18""Wake Up Dead""In My Darkest Hour""Skin O' My Teeth"と畳み掛けてくる正真正銘の『神セットリスト』!
まさかの"She-Wolf"も飛び出し、聴きたかった曲はほぼ総て聴けたんじゃないかと。

WACKENの夕暮れ

MEGADETH

正直言ってMEGADETHって、これまで余りピンとこなかった(解散前のアルバムはほぼ総て持ってるにも関わらず)んですが、今日のライヴを観てすっかり心奪われちゃいましたね。


時は22時、すっかり暗くなったWACKENの空。
遂に本日の…否、WACKEN OPEN AIR FESTIVAL 2014そのもののヘッドライナーと言っても良いのでしょう。
もはやフィールドを移動する気力体力共に残っていない僕は芝生に腰を下ろしてモニター越しの観戦となりましたが、AVANTSIAは予想以上に凄かった!

総勢10名以上のミュージシャンによって紡がれる、絢爛豪華なメタル・オペラ・ショウ。
WACKEN OPEN AIRというスペシャルな舞台ともあいまって、圧倒的なスケール感が10万人のオーディエンスを飲み込んでいきます。

AVANTASIA

トビアス・サメットとマイケル・キスクのハイトーン師弟対決、ベテランの妙味が光ったボブ・カトレイとロニー・アトキンス。
そして何故か「世界で一番ソウルフルなヴォーカリストだ!」とか妙に気を遣われているエリック・マーティン(笑)

ついでに、コーラス隊の男性Voがムチャクチャ美声で一体誰かと思ったら、なんと元HEAVENS GATEのトーマス・リトケだというじゃないですか。
マジか!伝説の来日公演にて一番の聞かせどころであるハイトーンシャウトをフェイクするという失態を演じ(ライヴ盤にもしっかり収録)、日本での評価が地に堕ちてしまった、あのトーマス・リトケ!
こんな歌える人やったんやねぇ…と、何故かAVANTASIAのショウで一番感動したのがそこだったという(笑)

かくして祭りのクライマックスを飾るに相応しい大団円のうちに、AVANTASIAのショウは幕を下ろしました。
戻ってきたルシヘリ先生の、嬉しそうな顔といったら!
初期のアルバムは持ってたはずなんですけど行方不明になって久しいし(泣)これもちゃんとチェックしなきゃなぁ。

AVANTASIA


そして、我々にとどめを刺さんとばかりにKREATORが満を持して登場!
ドイツスラッシュ三羽烏のうち2組を1日で、しかも地元で観ることができるという喜びよ。
出演時間帯の差もあったかもしれませんが、同じ激烈サウンドでも、フレンドリーな空気をまとっていたSODOMに対して徹頭徹尾シリアスなKREATORという対比を感じることが出来たのは非常に興味深かったなと。

KREATOR

中盤で炸裂した"Pleasure To Kill"、そして最後の最後、オーディエンスの残り少ない体力を根こそぎ喰い散らかしていくかのような"Flag Of Hate"と"Tormentor"のメドレー!
完全に殺られました…完敗、そして乾杯!


アカペラメタルのVAN CANTOもチラ観したかったんですけど、PARTY STAGEエリアまで行って帰ってくる気力が無かったです…
すいません…


時間は既に25時半。
快適な我らがテントエリアに帰る前に、チームHELLHOUNDでWACKENGER VILLAGEを改めて散歩。
こんな時間にも関わらず肉やらビールやらを胃袋にブチ込み、WACKEN最後の夜を楽しんだのでありました…
お土産にWACKENタンプラーも大量ゲットしたやで!

WACKENGER VILLAGE

炎ブフォァー


ういや帰り道すがら、若造グループが話しかけてきて
「あの…もしかして、HELLHOUNDの皆さんですか?」
「そうだけど?」
「うおーマジすか!俺らもメタルやってんスよ!写真撮って貰っていいですか?」
「勿論!」
3…2…1…Metaaaaaallllll !!!!!
「ありがとうございました!」
「こちらこそ!」
と盛り上がってる横で、メンバーの彼女と思われる女子が1人、つまらなさそうな顔でシラ〜ッとしていたのは、実にエモーショナルな出来事でございました(笑)



このテントで寝るのも、今日で最後か。
ああ、本当に終わっちゃうんだなぁ… フランクフルトで発狂していたのが随分昔のことのように感じる反面、同時にわずか数時間前の出来事のような気分もありますねぇ。

俺!

あ、今日は深夜になってもお湯が出てたようです(笑)


(次記事:8/2 to 8/4
| W:O:A 2014 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0)
【W:O:A 2014】 WACKEN旅行記 - Day 4 (8/1) part 2
(前記事:8/1 part1


コンテストの結果は残念でしたが、俺達のWACKEN OPEN AIR 2014はまだ終わらない。
ていうか、フェスのタイムテーブル的にはまだ始まったばかりだ、実際問題として!


ガーリック・シュリンプ


プレスエリアでしたたかに呑みまくり(ガーリック・シュリンプがムチャクチャ美味かった!)、このまま眠りこけたいところですが、そうもいきません。
ここで再び他メンバーと別れ、目指す先は我々が昨日演奏したテントステージ。
W.E.T. STAGEにて、今日の俺的ヘッドライナーと言っても良いでしょう、BLACK STAR RIDERSのライヴを観戦です。


個人的2013年ベストアルバムだったのが彼らの『ALL HELL BREAKS LOOSE』アルバムであり、その母体たるTHIN LIZZYのことも大いにリスペクトしているにも関わらず、実は5月の来日公演に参戦できず涙を呑んだ(正確には、大阪公演が開催されることを当日朝まで知らなかった)という過去が…
つまり、俺にとっては期せずして巡ってきたリベンジの機会!
これを逃すわけにはいかんのだよ。

会場は結構な入りで、やはり欧州におけるLIZZY人気の根強さを伺わせます。
BSRのオリジナル曲とTHIN LIZZYのカヴァーが半々ぐらい、というセットリストはネットで事前にチェックしていた通りでしたが…
いやはや、期待していた通りの凄いショウでした。


BLACK STAR RIDERS


スコット・ゴーハムとデイモン・ジョンソンのジューシーなツインギター(曲によってはリッキー・ウォリックもギターを持つのでトリプル編成)!
ロビー・クレインとジミー・デグラッソというLAメタルコンビによるヘヴィメタリックなリズムセクション!
そしてリッキー・ウォリックの、THE ALMIGHTY時代とは一味違ったエモーショナルな歌唱!
贅沢を言うなら、ドラマーがブライアン・ダウニーだったら…なんて思ったりもしましたが、ジミー・デグラッソも言わずと知れた世界的名プレイヤーなので何の不満がありましょうか。

不朽の名曲"The Boys Are Back In Town"で一旦〆るも大盛り上がりだったオーディエンスからはアンコールが鳴りやまず…
メンバーも戻ってきたのですが、結果的にはプレイせずに終了。
残念!
ちなみに演奏されたLIZZYナンバーは確か
"Are You Ready"
"Bad Reputation"
"Jailbreak"
"Emerald"
"The Boys Are Back in Town"
あたりだったかな。
なんにしても50分じゃ短すぎるし、次回来日公演の暁には絶対に馳せ参じるぞと心に誓った次第です。

最高やぁ(感涙)


BLACK STATGEに出演中のCHILDREN OF BODOMも気になるのですが、そのまま引き続きテントエリアでONKLE TOMのライヴをチラ見。
言わずと知れたSODOMの頭領、トム・エンジェルリッパーの別プロジェクトなのですが、これがまぁ凄い人気!
ドイツ語でまくし立てられるストレートかつダーティーなロックンロールと驚くばかりの大合唱。
一体何が起こってるのかサッパリ理解できないんですが(笑)、みんな笑顔で飛び跳ねてるのできっとそういうことなんだろうなと。
トムおじさん、愛されてるんだなぁ(笑)


ONKLE TOM


ミスタービーンにそっくりなスペインだかポルトガルだかのオッサンとビールを酌み交わしているうちに疲労と腰痛と酔いで意識が朦朧としてきたので、一旦楽屋エリアに戻ってMOTORHEADまでしばしの休憩、そして爆睡………
APOCALYPTICAもチラ見したかったけど……無理ィ………



(ガチで気絶中)



「そろそろ行くよ〜」との声で我に返れば、ここからは6時間耐久・ヘビーメタルブートキャンプの2日目!
本日のメニューは以下のとおりです。


21:00 - 22:15 MOTORHEAD
22:30 - 23:45 SLAYER
24:00 - 25:30 KING DIAMOND
25:45 - 27:00 W.A.S.P.



昨日に勝るとも劣らない6時間耐久フルコース。
僕は、生き延びることが出来るか?(全く自信は無い)
ていうか深夜2時からライヴとか、やはり白人世界の時間間隔は狂ってる!
そしてさっきエビ喰ったばかりだというにも関わらず、既に小腹が減ってきたのでバーガーキング級のボリュームを誇るハンバーガーをムシャムシャと頬張ってる俺の食欲もまた狂ってる!


ハンバーガー


恐らく今年のWACKEN OPEN AIRで一番の集客だったのが、MOTORHEADではなかったかと思います。
TRUE METAL STAGE側フィールドの入口付近までビッシリ!


MOTORHEAD待ち


個人的には裏番組のCARCASSやHELLにも少なからざる興味を持っていたのですが、やはりMOTORHEADのステージを見逃すわけにはいかないだろうと。
遂にあの暴走ロックンロールを、後頭部を金属バットでブン殴られるような衝撃を味わえるのだと思うと、それだけで震えが止まりません。
心配があるとするなら、御年68歳たるレミー御大のコンディションがどれぐらい回復しているのかということだったワケですが…


MOTORHEAD

レミー

ああ、やはり。
レミー御大、やはりコンディションの問題を抱えているのか、どうにも雰囲気が痛々しい(泣)
楽曲もパフォーマンスも力技でゴリ押しするというよりは全体的にレイドバックした雰囲気で、その中でミッキー・ディーのドラムだけがドカンドカンと爆走しているという印象でした。
良い悪いではなく、これが今のMOTORHEADなのだなと。

お孫さんと思しき幼児をステージに上げたり「キャリアで初めて」というメンバー紹介をしたり…と、妙に好々爺な横顔を覗かせつつも(笑)いざベースを抱えて咆哮をカマそうものなら、一瞬で数万人の屈強なメタルヘッズを虜にするカリスマ性は、やはりレミー・キルミスター。
かの名作『NO SLEEP 'TIL HAMMERSMITH』に収められた血気盛んな姿と大きく異なっていたというのは事実です。
だがしかし動くレミーを観ることができた、それだけで充分満足だと思えます!


15分の休憩を挟み、BLACK STAGEに登場したのは帝王・SLAYER。
昨年急逝したジェフ・ハンネマンの代役をEXODUSのゲイリー・ホルトが務めていることは承知してるのですが、脱退したデイヴ・ロンバードの後任は誰だっけ?
ポール・ボスタフ?
それともジョン・デッティ?

かの名ライヴアルバム『DECADE OF AGGRESSION』と同じ"Hell Awaits"〜"The Anticrist"という冒頭2連発の流れに狂喜乱舞!
その後も間断無く続く轟音スラッシュ速射砲の銃弾を全身で受け続けているうちに…あろうことか気絶してました(笑)
ハッと気が付き、フィールドに大の字で寝っ転がり、壮絶なツーバス連打の重低音を浴び、そして再びまどろむ…という贅沢な無限ループ。

SLAYER


しかし相手は帝王の名をほしいままにするSLAYER。
個人的No.1フェイバリットソング"War Ensemble"はじめ、"Seasons In The Abyss"、"Raining Blood"、"South Of Heaven"、"Angel Of Death"といったスラッシュ・マスターピースを矢継ぎ早に繰り出された日にゃ、何処の誰が口を開けてイビキかきながら寝ていられるというのですか!
叩き起こされて、頭振って、また気絶する…その繰り返し(笑)
まさかの"Black Magic"まで飛び出す圧巻のセットリストに無条件完全降伏、いや、幸福!


日付も変わろうとする24時。
もはや体調は限界に近付いてきていますが、6時間耐久ヘビーメタル・ブートキャンプはまだ折り返し地点であります。
続いてはキング様ことKING DIAMONDのショウです。

正直、キング様関連の音源は余りチェックしておらず(だからこそ、今日ボックスセットを購入した)、実際に本日演奏された楽曲もほぼ全く判らなかったし、ステージ上でどんなショウが繰り広げられているのかも全く理解できませんでした。
ですが、そんなキング様ビギナーの僕でも、これだけは確実に言い切れます。

何か判らないが、得体の知れない凄いものを体感した。
そして、キング様が仰っていたことは、総て正しかった。


KING DIAMONDといえば、未だ記憶に新しい2013年のLOUD PARKドタキャン事件。
公式声明として発表された
『機材及びステージセットが日本に到着しなかった以上、KING DIAMONDとしてのショウを見せることが出来ない』
という理由は少なからざる失笑と反発を買ったものですし、フェスに参加する予定のなかった僕ですら、内心
「そんな大層な…ステージセットが無くても、借り物の機材でも、ライヴは出来るでしょうに!」
と思っていたことは否めない事実であります。

ですが、それは甘かった。
キング様のこと、何も判っちゃいなかったんだ、僕たちは。


KING DIAMOND


洋館を模した巨大なステージで繰り広げられる、オカルティックなロックホラーショウ。
なるほど。
そもそも、この巨大なステージセットが無いと、KING DIAMONDがKING DIAMONDたるシアトリカルなパフォーマンスは成立し得ないわけです。
無論、数日の猶予で現地調達が可能な代物じゃないことは、一目見れば判ります。

「単にステージの上で楽曲を演奏するだけなら誰でも出来る、しかしそれは決してKING DIAMONDのショウではない」
という、表現者としての矜持。
大いに得心した次第であります。
そして長年の彼岸が成就したCrossfire親分が、感極まった表情で「いかにKING DIAMONDが凄かったか」を熱く語る姿もまた、最高にクールでありました。


KING DIAMOND


ちなみにキング様も体調不良で数日前のショウをキャンセル、実は歩くこともままならないレベルの状態だったらしいのですが、客席から見ている限り、そんなことは微塵も感じませんでした。
まさかそんな状態だったとは…これぞ修羅の道を歩む、孤高のアーティスト。
今まできちんと聴いて来なかったことを、激しく後悔してしまいました
。曲を知っていれば、今日のショウももっと深く楽しめただろうに。
俺はだいたいいつもそうなんだよなぁ…


そして、6時間耐久メタルブートキャンプの最後を飾るのはW.A.S.P.!
うおお、ブラッキー・ローレスだ!
しかもいきなり"On Your Knees"だ!


W.A.S.P.


だがしかし、もう体力と集中力が追いつかないし、眠気もヤバい…
よって、無念ながらも"L.O.V.E. Machine"まで観たあたりでルシヘリ先生と共に会場を離脱。
遠くで流れる"I Wanna Be Somebody"を聴きながらテントへ帰還することになりました…
しかし人も随分減ってきた深夜1時ともなると、外気は相当冷え込みます。
 
そもそも日が落ちるとパーカーが手放せなくなるぐらい一気に温度が下がるんですけど(昼間晴れていてもこれなので、もし雨だったら…)、そんな中でも水着みたいな恰好の白人オネーチャンがあちこちをウロウロしてまして、やっぱ日本が戦争に勝てなかったわけだよと改めて実感したとかしないとか(笑)


撤収中


即寝ても良いのですが、やはり汗ぐらいは流しておきたいなとシャワールームへ…
ん?
なんとも妙な雰囲気を感じながら蛇口をひねると









水!!!!!!??????









空から間断なく降り注ぐ、冷たい水!!!!!!
一瞬息が止まり、パニックになりかけながら声なき声を上げる!
まさか俺は、この地で、この場所で、こんな格好で、命果てるとでも言うのか?
やらせはせん、やらせはせんぞ!

逃げるか、撤収するか。
だがしかし、犀は投げられた。
ここまで来て、おめおめと逃げるわけにはいかぬのだよ。
アタマもカラダも洗ってやる、破滅に向かって強行突破じゃあああ!!!!!!
ぴぎゃあああああ!!!!!!
負けるかぁ!!!!!!
ぴぎゃあああああ!!!!!!
まだまだ!!!!!!
ぴぎゃあああああ!!!!!!

ぴぎゃあああああ!!!!!!

ぴぎゃあああああ!!!!!!


ヒィィ………


マジで死ぬかと思いましたが、これが外に出るとなんだかポカポカ良い気持ち。
妙にスッキリしちゃったもので、更にビールを1杯引っ掛ける有様ですよ(笑)
24時間営業ありがとう。


敢えて言おう

この冷水シャワーを経験してこそのWACKEN OPEN AIR

であると!

ポーザーは浴びられまい、ふはははははははははは!



腰とかもう固まりまくってますし、とっとと寝ましょう(笑)


(次記事:8/2
| W:O:A 2014 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0)
【W:O:A 2014】 WACKEN旅行記 - Day 4 (8/1) part 1
(前記事:7/31 part2


おはよう世界、おはようWACKEN!
今日もイイ天気!
いやあ、ホントにヴァッケンなんだねぇ、夢じゃないんだねぇと改めて実感する朝です。


出演者用お土産


そういや昨日も出発前に軽いスコールが来たのとSAXON演奏中に少し降った程度でしたね。
シャワーもしっかり温水が出るし、引き続き快適なWACKEN生活を送らせていただいております。


しかし… 声が… 全く出ない!


大事なことなので2度言うけど、声が全く出ない!
ハスキーボイスなんてチャチなモンじゃない、もっと恐ろしいものの片鱗を味わっているぜ。
何を言ってるのかわからねーと思うが 、だってノドがやられて本当に声が出ないんだから仕方ないじゃないか(泣)
あと声が出ないのに2度も言うとは、これ如何に。


昨日、声を掛けられるたびビール片手にMetaaaal!!!!と叫びまくっていたのが原因なのは火を見るより明らかでありまして、こういうのを自業自得・自己責任といいます。
今日は極力ビールを控え、大声を上げることなく、静かに過ごせる…ワケねぇだろうが!
だってここは、メタル・ワンダーランドだから!


メタル・ワンダーランドだから!(ウザい)


これも大事なことなので2度言ったよ、声出ないけど。


ちなみに朝食はSchnitzel(シュニッツェル)…豚肉の揚げ焼きみたいな感じ?
これも例によって『パン!肉!以上!』な代物で、嬉しくなっちゃいますねぇ(笑)
この状況を予期して野菜サプリメントを持参してきたのだ、私は。
四十余年の人生経験は、伊達では無いということだ。


Schnitzel


本日は15時頃からプレスエリアにてMETAL BATTLE決勝の結果発表がありますが、それ以外は完全OFF。
少し離れた場所にあるオフィシャルショップにグッズを買いに行くというメンバーと別れてアテクシはメインステージエリアへと向かいます。
そろそろ全体的な位置関係も判ってきたので(笑)、15時にプレスエリア集合と聞いても特に不安は無いんだぜ?
昨日までの右往左往っぷりとは雲泥の差、俺は間違いなくプログレスしている!
しかし朝11時のトップバッターから観たいバンドがモロ被りってのも、罪な話よ…


朝イチのメインフィールド


まずはBLACK STAGEのトップバッターを務めるCHTHINICから〜
ちょうどショウが始まったところだったようで、さすがに朝イチということで客入りはボチボチかな?

しかし当代アジアメタルシーンの帝王というべき彼らでもトップバッターとは、メインステージに出演するというのは本当に途方も無いことなんだなぁ…
女子十二楽房ならぬ女子四楽房だか八楽房だかを加えたスペシャル編成で、オリエンタルな雰囲気がグンとアップしてました。
そして美女ベーシスト・ドリス嬢の人気は万国共通(笑)
なんですかその破廉恥な格好?!お、お父さんは許しませんよッ!(巨大スクリーンに映し出されるライヴ映像を凝視しながら)

ええい、男連中はいい!
ドリスたんを映せ、ドリスたんを!


CHTHINIC


CHTHONICを途中まで観て、YouTubeで動画をチェックしてから心奪われっぱなしだったロシア産ハイエナジー・ターボ・ポルカ・バンド(?)RUSSKAJA(ルスカーヤ)のライヴを観るべくPARTY STAGEへ移動。
判りやすくいうと、懐かしのDSCHINGHIS KHANやTHE LENINGRAD COWBOYSを彷彿させる、ポルカやらスカやらハードロックやらディスコミュージックやらの要素をゴッタ煮にしたお気楽極楽お祭り楽団といった趣。
奥村さんやMETAL BATTLE JAPANスタッフ氏も揃って「RUSSKAJAは良いよ!」と絶賛するので、観るのを楽しみにしてたのです。

RUSSKAJA


 …ていうか人多いな!
ひょっとするとCHTHONICより多いんじゃないか?!
大陸の狩猟民族、朝イチからビール片手に馬鹿みたいに盛り上がりまくりの踊りまくりの歌いまくり!
要するに馬鹿しかいませんが、いいぞもっとやれ(笑)

よおし、こうなったらパパも呑んじゃうぞ!
ついでにデカい豚肉のローストを挟み込んだステーキサンド的なメシでカロリーもチャージ!

肉とビールとメタル!
そう、それさえあればいい。
そして、実際、それしかない(笑)


ステーキサンド


その後もう一度BLACK STAGEに戻ってCHTHONICのラスト2曲ほどをチラ見して(どうやら"Broken Jade"見逃したっぽい…/泣)、お隣TRUE METAL STAGEに登場したSKID ROWをまったり見物。

セバスチャン・バックが脱退したのも20年近く前の話で、正直言って何の期待もしていなかったですが、これがなかなか。
初期2枚のヒットソングを中心としたセットリストといい、ベテランらしい円熟の演奏といい、昨夜のSTEEL PANTHERに勝るとも劣らない熱演でありました。
客足は正直相当寂しかったですけどね…
個人的にはメタル開眼した直後、『SLAVE TO THE GRIND』アルバムにノックアクト喰らった経験がありますので、そういった思い出込みで楽しく観ることができましたよ?


メインフィールド遠景


集合の15時には少々時間があるので、まだ足を踏み入れていないWACKINGER VILLAGEを散歩してみることにしました。
その道すがら、オフィシャルCDショップみたいな店に寄りまして、そこでRUSSKAJAのCDを買おうと思ったのですが、彼らのCDだけスコーンと売り切れているという…!
マジかー!
お前らホントこういうの好きな(笑)


仕方ないのでRUSSKAJAは諦め、KING DIAMOND初期5枚のボックスセットとSODOMの初期ベスト(2枚組)をゲット。
何処を探してもHELLHOUNDのCDは見当たらなかったんですけど…
なんか嫌な予感しかしないので、余計なことは考えないようにしますた(笑)


で、WACKINGER VILLAGE。
かつてリッチー・ブラックモアが
「私とキャンディス(恋人)は、ルネッサンス・フェアに出掛けてギターを弾いたりお酒を呑んだりするのが好きなんだ」
とインタビューで答えているのを読んで、ヨーロッパにはそういう文化があるのかと驚いたものですが、このWACKINGER VILLAGEもコンセプトこそ違えど、同じく中世の集落や文化を再現したエリアであります。


WACKINGER VILLAGE-1


あ、写真に指の影が(泣)
それはともかく、ゲートをくぐると、そこに広がるのは全くの別世界。


WACKINGER VILLAGE^-2
ヴァイキング船を模したビアガーデンがあったり


WACKINGER VILLAGE-3
骨のオブジェがあちこちに飾られていたり

WACKINGER VILLAGE-4
ステージではヴァイキング/ペイガン/フォークメタル系のバンドがライヴやってたり


WACKINGER VILLAGE-5
剣を使った戦いを体験できたり

WACKINGER VILLAGE-6
スチームパンク的な造形物があちこちにあったり


いやいや、これは凄い。
想像以上のボリューム感で、単なる併設イベントエリアの域を遥かに越えてます。
他にも中世的なグッズ(衣類やアクセサリーから角笛・甲冑まで)を扱っている店が出ていたりファイアーダンスてる連中がいたり。
このエリアだけでも相当な規模の催し物として成立してますし、実際チラ見してるだけでもヨーロッパ文化の一端を見学できるようで全く飽きません。
日本でいうなら…コミケと夏祭りと原宿ホコテンが一堂に会したような?
いや、違うか(笑)


肉とパン


焼いた肉と揚げパンを串に刺したヤツがやたら美味そうだったので、ここでもカロリーと塩分と脂分を積極的に摂取しておきましたとさ。
手抜かりは無いぞ!

そういやヴァイキングメタル系のCDばっかり置いてる屋台があったんですが、全く知らないバンドばかりだったので1枚も買えませんでした(笑)
そういうコーナーがあると判っていれば、事前にマニアな某氏から情報収集しておいたものを…
口惜しや…


Holy WACKEN -1

Holy WACKEN -2

Holy WACKEN -3

Holy WACKEN -4

Holy WACKEN -5

Holy WACKEN -6


その後もメインエントランス周辺からぐるりと散歩を続けていると、もうすぐ15時ではないですか。
プレスエリアでちょうど買い物から帰ってきたメンバーと合流し、次々に取り出される『戦利品』を拝見。
ATTACKのパッチを見ると、自分も一緒に行けば良かったかなぁと少々後悔したりもしましたが(笑)まぁ俺は俺で楽しめたので良し!

…いいなぁ、ATTACK。


パンフレット

レミー

オジー

ロニー


バンドマンらしい連中がどんどんと集まってきて、いよいよMETAL BATTLE 決勝戦の結果発表でございます。
視界の人達がなにやら喋ってますが、当然何を言ってるかなんてサッパリ判りません。
ヤバいなんだかドキドキしてきた!
心臓痛い、息が苦しい、そんな前説とか謎の爆笑とかいらんから(笑)早く発表して〜



結果は、入賞ならず。



1位 : [IN MUTE] (スペイン)
2位 : DIRTY SHIRT (ルーマニア)
3位 : HULDRE (デンマーク)
4位 : EVOCATION (中国)
5位 : CONVIVIUM (スウェーデン)




HELLHOUNDの夏、此処に終わる。
4位に中国代表が入った時点で「ああ、アジアから2組は無いな。終わったな。」と諦めモードではあったのですが…
残念ながら、力及ばず。

正直、ちょっと(上位入賞を)期待していたというか、「俺らイケんじゃないの?」みたいな気分が無かったといえば嘘になるかもですね(笑)
ライヴはアンコールが掛かるほど大ウケだったし、色々な人が絶賛してくれてたし、優勝とまでは言わなくてもTop5には喰い込めたんじゃないか…みたいなことは少なからず思ってたんですけれども。
ま、そういう色気を出すと、だいたいダメですな(笑)
現実はそう甘くないし、世界の壁は我々が思うより遥かに高く険しいということです。


「入賞できなかったのは残念だけど、この場所まで来ることができた(色々な意味で/笑)だけでも大したもんだよ」
という達成感と
「ここまで来たんだから、やっぱりTop5に入りたかったし、良い報告をしたかったな」
という残念な気持ちが交錯する中、少々苦くも美味いビールで乾杯。

ヴァッケン記念


グモー

残念会




ヴァッケーン!




皆様、応援本当にありがとうございました!


(次記事:8/1 part2
| W:O:A 2014 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0)
【W:O:A 2014】 WACKEN旅行記 - Day 3 (7/31) part 2
(前記事:7/31 part1


かくして『20分のコンテスト枠』とはいえ、WACKEN OPEN AIRで演奏するという栄誉を現実のものとした我々HELLHOUND。
まだ明日の結果発表や明後日の講評といったミッションは残っていますが、基本的にここからは完全フリータイムです。
レッツパーリィ!
ヒャッハー!

とはいえ、未だこの広大なフェスティヴァルエリアの全貌が全く理解できていないアテクシ。
果たして今自分が何処にいるのか、そしてテントを設営したキャンプエリアへはどうやって帰れば良いのか、全く判っておりません(泣)
オフィシャルグッズ売り場ですら、誰かに先導して貰わねば辿り付けない有様…これは良くない、良くないぞ、ドラゴンブラスター!


「そうだ!WACKEN専用アプリに入ってる地図ソフトで、まずは現在位置(テントステージ出演者専用の楽屋エリア)を確認してみようではないか。」
やべえ俺天才じゃね?
IT時代のの申し子じゃね?


ヌンヌンヌン…
ヌンヌンヌン…


ここで、僕は身をもって知ることになります。
WACKEN OPEN AIRに参加経験のある知人友人が口をそろえて仰っていた
「WACKEN専用Wi-Fiがねぇ…繋がらないんですわ、これがまた」
という言葉の意味を。

今年は確か『1日15分だけ無料接続が可能』という触れ込みでしたが、なんのなんの。
はっきり言って、そういう次元じゃございません。
繋がりやすいとか繋がりにくいとか言う以前に、常時ネットワーク接続エラー即ち圏外(笑)

恐らく日本のフェスなら、海沿いだろうが山の中だろうが、総てのエリアでネット接続が可能な状態に整備することでありましょうが、ここは海外、ここはドイツ。
総てにおいてそんな手厚いケアなど望むべくもないことぐらい、先の『フランクフルト事変』で学習済であります(笑)

当初の目論見では、事前にFACEBOOKでコンタクトを取り合っていた海外のメタルヘッドや、あるいは日本から参戦している方々と合流できればいいなぁと思っていたのですが、早々に「それは無理だな」と断念せざるを得ない状況に(泣)
ま、この広さとこの人数ですから、貧弱なWi-Fiごときじゃどうにもならんのでしょうけどね。


森の奥に篭り、世俗との交渉を断ち、身も心もヘヴィメタルに没頭する。
これぞヘヴィメタル修験道、まさにヘヴィメタル修験道!
そして俺達はペインキラーになるのだ!(意味不明)



まずはオフィシャルTシャツをゲット後、メインフィールドにあるというアーティストTシャツ販売エリアに向かいます。
砂塵の舞う通路を進んでいくと。



…あ。



…もしかして。



…この先が。


W:O:Aメインフィールド-1

W:O:Aメインフィールド-2


キタ━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━!!!


フィールドエリア(牧草地)の向こうに見えるメインステージの威容!
これこそWACKEN OPEN AIRの本丸、BLACK STAGE(向かって左側)とTRUE METAL STAGE(向かって右側)であります。
なんという広さか…感動すら覚えます。

今はまだ比較的落ち着いたものですが、あと数時間もすればこの広大な敷地が世界各国から終結した筋金入りの鋼鉄戦士達で埋め尽くされるのでしょう?
なんなんやろ、どういうことやろ、なんでここにいるんやろ?
映像や画像で何度となく目にしてきたあの「人の海」を思い浮かべ、ただただ圧倒されるばかりなり…


この光景に圧倒されていると…


なんだか…


腹が…


減った!


(゚д゚)



フェスの醍醐味といえば…メシ!
そうだ、メシを、喰おう!
エリア内のあちこちにフード系の屋台が出展していますが、どの店を見ても

『肉!パン(あるいは芋)!以上!』

というう清々しさ(笑)
肉とパン(あるいは芋)とビールとメタル、それさえあれば充分ということだな?
良かろう、受けて立とう。

かくして初の『WACKENめし』として、アテクシがチョイスしたのは…


アテクシ・ビア・謎麺

謎麺


何故か麺料理(笑)


多分これがアレですよ、一部でウワサの『謎麺』ってヤツ。
要はアジア風の焼きそばですね、焼きそば。
スパゲッチじゃありませんよ。
オイスターソースで味付けしてるんだかしてないんだか、果たして美味いんだか不味いんだか、さっぱり良く判らないあたりがまさに謎(笑)
でもね、想像してみてください。
開放感溢れる野外のフィールドに腰を下ろし、夏の日差しを浴びながら、やたら脂っこい焼きそばをほおばり、冷たいビールで流し込む、この快感を!
生を実感できるとは思いませんか?
思いませんか、そうですか。


その後、Crossfire親分から
『大規模野外フェスを楽しむためのコツと鉄則』
についてレクチャーを受けたり、先ほどのHELLHOUNDライヴを観てくれたらしいメタルヘッドと交流を暖めたりしているうちに、BLACK STAGEには前夜祭オープニングアクトのSKYLINEがスタンバイ完了。

このSKYLINE、実はフェス主催者が参加しているバンドで、毎年フェスのオープニングアクトを務めるのが通例になっているようです。
つまり、SKYLINEにショウが始まると同時に、今年のWACKEN OPEN AIRも本番を迎える…そういう寸法であります。


SKYLINE


オーディエンスも心得たもので、熱狂的に盛り上がるというよりはビール片手にまったり見物、と言った風情。
彼らが演奏するMANOWARやオジーやVAN HALENといったメタル・クラシックスをBGMに、アテクシは荷物整理を兼ねて一旦岳やスペースへ帰還することにしました。


所要を済ませ、アイスなど喰いながら休憩しておりましたところ、なにやら俄かに周囲がザワザワ。
そこに悠然と姿を現した御仁とは…




「はまっち!ビブやで!写真、撮ってもらい!」(by 奥村さん)



…びふ?



ビフ……?



ビフウウウウッッッッ!!??  Σ(゚Д゚)



嗚呼、息を呑むとはこのことか。
あの、SAXONの、ヴォーカリスト、ビフ・バイフォード御大が!
俺の目の前を悠然と歩いておられるではないか!
失神しそうです、母さん。


どうやらW:O:Aの中心人物がSAXONのマネジメントを手掛けているとかそういう関係があるらしく、自分たちのライヴ前に彼を訪ねてきたらしいのですが…なんたる幸運!
即されるがままに撮影してもらった2ショットが、こちら。


ビフ・バイフォード with 俺


ガッチガチに緊張しまくりやん(笑)


そらそうよ、そんなん絶対そうなるよ!
でもね、俺、頑張ったよ!
TOEIC500点ポッキリという貧弱な語彙力を駆使して、一所懸命、一生懸命、ビフと会話したよ!

「貴方に会えて光栄です。今日ののショウ、楽しみにしています!」
「ありがとう。今日のショウはスペシャルなモノになるから、期待しててくれ。」
「はい!あ、是非、また日本にも来て下さいね!」
「ああ、そういえば、もしかしたら来年日本に行くかもよ?」
「うわー!楽しみにしています!あと僕、日本で僕、日本でSAXONのカヴァーバンドやってるんです!
 「ホントに?"Motorcycle Man"は演った?」
「はい!あとは"Heavy Metal Thunder"とか"Wheel Of Steel"とか!」
「そいつはクールだ!ありがとう!WACKENを楽しんでくれ!」


今になって思えば、もっとうまく言えたんじゃないかと思うことも多々ありますが、あの場所ではこれが精一杯でしたね。
そして、未だに企画段階のOXSAN(SAXONカヴァーバンド)を本格始動させることを心に固く誓ったのは言うまでもありますまい(笑)
この際、多少の『誇張』とか『盛り』は御愛嬌さ。
御大は2秒後には忘れちゃってるでしょうけど、いいんです!
そういうものなのです!


更に個人的にも事前チェックしていたオーストリア代表・ROADWOLFのメンバーと偶然出会って交流を深めたり、WACKEN新聞(?)のインタビュー受けたりしていると、気付けば18時3分前。
やべぇ、HAMMERFALLのライヴ始まっちゃうよ!
急げ急げ!


HELLHOUND and ROADWOLF


なお、ここからのタイムテーブルは、まさに怒涛。


18:00 - 19:15 HAMMERFALL
19:30 - 20:45 STEEL PANTHER
21:00 - 22:15 SAXON
22:30 - 24:00 ACCEPT



なんだこの笑うしかねぇメンツは。
俺得にも程がある奇跡のような6時間、いよいよスタートです!


HAMMERFALLは1997年リリースの1stアルバム『GLORY TO THE BRAVE』をフィーチャリングしたスペシャルショウとのことで、どうやら件のアルバム収録曲を全曲披露するという趣向。
ていうかイェスパー・ストロムブラードがギター弾いてるやん、マジすか!
欧州における彼らの絶大な人気に驚きつつ、野外で聴く名バラード"Glory To The Brave"の感動といったら…(感涙)
アンコールで披露された"Bushido"なる新曲もクールでした!


HAMMERFALL


HAMMERFALLのショウを観終えた後は後方の芝生エリアにてメンバーと合流。
さきほどCF親分から受けた
『マジで観るとなると、せいぜい1日2〜3バンドが限界だからね。他はビールでも呑みながら後方でマッタリと観るのが楽しむコツ。』
というアドバイスに則り、自分も芝生に転がってみましたところ…こりゃあいいや!
でも、 一旦腰を落ち着けちゃうと隣のステージエリアまで移動するのが面倒になっちゃうのが玉に瑕か(笑)


夕暮れ


…というわけでSTEEL PANTHERは巨大モニターにて観戦。
実は"Death To All But Metal"と"Eyes Of A Panter"の2曲ぐらいしか知らなかったんですが、そんなの全く関係なく楽しめる痛快お下劣ロックンロールパーリィに一同腹を抱えて大笑い!
とりあえずMCでは"Fuck"と"Tits"しか言ってませんし、ステージ上ではパイオツポロリなパツキンのチャンネーが艶かしく踊ってますし、最高にアタマが悪くてお下品で実によろしい(笑)
演奏とパフォーマンスのクオリティは折り紙つきですし、とにかく楽しすぎました!
ちゃんと音源買わなきゃ〜


STEEL PANTHER


21時近くになり、少しずつ日も沈み始めてきました。
即ち、21時からSAXONとACCEPTのダブルヘッドライナーという俺的クライマックス!
さあ、ここから怒涛の3時間、容赦なき戦闘態勢に入ります。
トイレを済ませ、ビールを飲み干し、ついでにドイツ名物カリーヴルストでカロリーも補給し、決断的表情で前方へと突撃していくHELLHOUND御一行様。
果たして鷲は舞い降りるのか、そしてビフ御大の言っていた
「今日はスペシャル」
の意味とは?


カリーヴルスト


まず先攻は大英帝国の誇り、SAXON!
モーターサイクルにまたがったビフ・バイフォード御大が登場…とくれば、必殺チューン"Motorcycle Man"からショウがスタート!


SAXON-1


うわあ、SAXONや、SAXONや!(感涙)


1981年の初来日は知る由も無く、2007年のLOUD PARKは参加できず、2008年と2011年の単独再来日はいずれも都合が合わず見逃す(というか2011年に至っては来日していることすら知らなかった)という数多の艱難辛苦を乗り越えての、人生初SAXON!
これで感動するなというほうが無理なのであります。
「WACKEN25周年おめでとう!俺達も35周年だぜ!」というMCに歴史の重さを実感いたしますねぇ…

中盤、名曲"Crusador"と同時に巨大なバックドロップが落とされ、中世の教会を思わせる荘厳にして巨大なステージッセットが登場。
なんと、弦楽4重奏+打楽器奏者+キーボード奏者を加えてのシンフォニックバージョンという超サプライズです!
Crossfire親分マジ号泣、アテクシも息を呑んで立ち尽くすのみ!


SAXON-2


永遠のアンセム"Denim And Leather"まで計13曲、夢のような90分。
これを観ることができただけでも50時間掛けてW:O:Aまで来た甲斐があったと思えますし、今から日本に帰国しろと命じられても余り後悔しないとすら思えるな。ヴァッケン!
ショウが終わった後、感極まって思わず叫んでしまいましたよ。

「俺、日本のナイジェル・グロッグラーを目指すぜ!」

とね!


SAXON-3


もう大満足なのですが、まだまだ折り返し地点。
我々と同じことを考えている人が多いのは当然過ぎるほど当然の話で、BLACK STAGEエリアからTRUE METAL STAGEエリアへの民族大移動が勃発です(笑)
気付けば結構前方のほうまで来ちゃいましたけど、前に立ってる白人がバカでかいので、全くといって良いほどステージが見えない!(泣)
個人的には腰痛とか大変なことになってますし、ルシヘリ先生に至ってはもはや電池切れ寸前な御様子。
なるほど、確かに『マジで観るのは、せいぜい1日2〜3バンドが限界』ですわ…


ACCEPT-1


後攻はドイツが世界に誇る鋼鉄軍団・ACCEPT!
今日のショウは1982年リリースの名作『RESTLESS & WILD』アルバムをフィーチャリングしたスペシャルショウになると事前にアナウンスされており、果たしてどういうセットリストなのかと期待が高まります。
ICED EARTHには申し訳ないですけど、彼らのキャンセルでACCEPTの出演が急遽決まったのだとしたら…ねぇ?(笑)
それに、ドイツの地でACCEPTを観るという行為自体が、とてつもなくスペシャルな出来事じゃありませんか!

近日発売の新譜『BLIND RAGE』のオープニング曲でもある"Stampede"からショウがスタート!
YouTubeにアップされたPVのおかげか既に充分すぎるほど浸透しているようで、新曲にもかかわらずサビ部分では「スタンピード!」の大合唱が炸裂です。
のっけから全員気が狂ったように盛り上がり、上からは巨大なバルーンが降ってくるわ、後方からはクラウドサーファーがどんどん運ばれてくるわの乱痴気騒ぎで大変なことになっております!
白人デカいから、当たりも強いのよ…(痛)


ACCEPT-2


その後も"Stalingrad"、".Losers and Winners"、"Breaker"など、こちらも新旧の名曲が惜しげもなく投入されていき、いよいよ本日のスペシャルセクションへ。
『RESTLESS & WILD』アルバムから5曲ほど連続して演奏するという趣向で、特に"Ahead Of The Pack"と"Flash Rockin' Man"がナマで聴けるなんて!

…ただ、ここで困った事態が。
ライヴハウスとかでもそうなんですけど、フラッシュライト…いわゆる目潰しを喰らうと一気に眠気が襲ってくるという妙な体質というかクセがありましてね、アテクシ。
ただでさえ疲労が蓄積されているところに巨大ステージから発射される目潰しビームが直撃したワケですから、もう意識がグワングワンと飛びまくる!
実際"Princess Of The Dawn"を聴いた記憶が全くないので、多分そういうことなんだろうな(笑)
屈強な外国人連中に吹っ飛ばされたりしなくて良かったよ…


まさに夢見心地(物理的に)なアテクシを一瞬で覚醒せしめたのは、言わずと知れたあのメロディー。

"Hei-di , heido , heida ! hei-di , heido , heida ! heidi ! Heido ! Heidahahahahahahaha……!!!!"




"Fast As A Shark"キターヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ!



クラウドサーフはどんどん激しくなり、別の場所ではモッシュも起きてたかな?
これぞまさしく世界共通、グローバルスタンダード!
何階聞いても鼻血が出そうになる!

ショウは大団円…どころか、ここから更に"Starlight"、"Pnademic"、"Metal Heart"、"Teutonic Terror"、"Balls To The Wallという無慈悲なまでの畳み掛けで全身のメタル汁というメタル汁を極限まで絞り取られた挙句、ラストは"Burning"でお祭り騒ぎ!
完璧すぎるやろ!

もう…最高…(絶頂昇天)


ACCEPT-3


ついつい忘れがちになりますけど、今日は『前夜祭』ですからね?
しかも実質スタートしたのは夕方からいう…

今日と同等かそれ以上にメタル漬けとなるであろう時間が、まだあと2日も残っているだなんて!
敢えて言うまでもなく理解できる。
私は、今、とんでもない、ヘビーメタル体験をしている!

これは本当に現実なのか?
やはり、夢のドリームなのではないのかね?
メタルでないことが恥ずかしい、メタルワンダーランド。
その言葉に嘘偽りは一切無かったよ…!


前夜祭終了

ヘルハウTシャツ


おっ!
ちゃんとヘルハウTシャツも並んでるな?
よしよし!


マジで全精力もっていかれた感がハンパない中、全員フラフラ状態で点とエリアへ帰還したのは恐らく深夜1時半頃かな?
身体は疲れてますが興奮で眠れるワケもなく、シャワー浴びてスッキリした後に更にメンバー全員で乾杯ビア。
嬉しいことに、ドリンクカウンターは24時間オープンしてるんです。

そういや、4人でテーブル囲んでビール呑むのもフランクフルト空港到着直後以来?あれは昨日のことだったか、あるいは一昨日のことだったか…日付も含めてなんか良く判らなくなってますな(笑)
せっかく余韻に浸っているところ、ドイツ人の変な爺さんに絡まれたのは鬱陶しかったですが。


そして3時頃にテントへ帰還。
暗くて荷物をひっくり返したりしてしまいましたが、それは明日の俺が整理整頓してくれるだろうということでバタンQ〜
おっと、腰にバンテリン塗るのと野菜サプリメントを呑むのだけは忘れちゃいけませんぜ(笑)


(次記事:8/1 part1
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【W:O:A 2014】 WACKEN旅行記 - Day 3 (7/31) part 1
(前記事:7/30 part2


「蒸し暑いわ!」と目が覚めると、多分まだ朝6時前。
日は既に明るく、深呼吸するたびに爽やかな高原の空気が体の細胞ひとつひとつに行き渡っていくかのようです。
うん、気持ち良い!
そして、ぐるりと周囲を見渡して、改めて実感…
そうだ、俺は、本当に来たんだ。『メタルでないことが恥ずかしい、メタル・ワンダーランド』に!


WACKENの朝


そこのテントでイビキかきながら寝てるオッサンも、あのテントから這い出てきたオニーチャンも、シャワー帰りと思しきパツキンのチャンネーも、全員メタルなんでしょ?
そんなことがあるんでしょうか、この世の中に。
まるで夢を見てるみたい。(ガンダムX)

まずはシャワーを浴びてここ2日間の汗を流しますが…なんだ、温かいお湯が出るじゃないか。
いきなりWACKEN名物・冷水シャワーの洗礼を浴びるかと思って、ドキドキしましたよ。
トイレもきちんと水洗だし、これはさすがVIPエリアというべきなのか。
予想していたより遥かに快適なWACKEN生活のスタートであります。


フリカデル

WACKENコーヒー


朝食はこれ。
Frikadelle(フリカデル))なるメニューで、ハンバーグもしくはメンチカツみたいなのをパンに挟んだものです。
申し訳程度の野菜が良い味出してますが(笑)要は肉とパン!
以上!
だが、それがいい。
そして噂に聞いていた『薄くて不味いんだけど、何故か呑んじゃうWACKENコーヒー』も初体験。
う〜ん、確かに(笑)
そしてCrossfire親分は安定の朝ビア!


朝ビア


少しスコールが降ったものの大勢に影響は無く、アレコレ準備を整えて、いざ出発であります!
一応地図なんかもダウンロードしてきたんですけど、一体自分が今何処にいて、何処に向かっているのか、全く見当がつきません(笑)
なんか離れたところにいるらしい、ということだけ(笑)


WOA MAP


そんな状況でクルマに揺られること数分、気付くと既にそこはWACKEN OPEN AIRフェスの会場裏口!
え、ここ?
ここなの?
ここなのか??!!

おおおおおおお!
鼻血出そう!
今、俺は、遂に、WACKEN OPEN AIRの、フィールドに、降り立ったのだ!


来たでWACKEN !!!


おのぼりさん全開(笑)で、まずはテントステージ出演者用の楽屋エリアへ…うわあもうこれだけでアガるわ〜


テントステージ楽屋エリア-1

テントステージ楽屋エリア-2

テントステージ楽屋エリア-3

テントステージ楽屋エリア-4

テントステージ楽屋エリア-5

テントステージ楽屋エリア-6

テントステージ楽屋エリア-7


各バンドごとにスペースが用意されており、ケータリングも完備。
更にはスポンサーの関係でMONSTER(エナジードリンク)飲み放題。
牛さんもいるしお土産まであるなんて、なんやねんこの厚遇は…
まるで一人前のミュージシャンになったかのようじゃないか!

おっといけない、浮き足立っている場合では無いぞ諸君。
まずは我々が出演するテントステージ、具体的にはHEADBANGERS STAGEがどんなモンか、見学に行ってみましょうよ。


テントステージ-1

テントステージ-2

テントステージ-3

HEADBANGERS STAGE


お〜すげぇ!
既にMETAL BATTLE出演バンドの演奏がスタートしており、早めに会場入りしたオーディエンスがどんどん集まりつつあるというタイミングでしょうか。
客席から見て右側(上手)がHEADBANGERS STAGE、左側(下手)がW.E.T. STAGEですね。
どちらも、なかなかの広さであります。

そしてなにより、ステージにまつわる総てがプロフッショナル。
照明は豪華絢爛だし、サウンドバランスもテント内とは思えないほど良好だし…数時間後にここで演奏するのかと思うと、否が応でも気持ちが高ぶってくるというものです。

その後、僕はドラムセットのチェックとセッティングに、他メンバーはチラシを撒きに外へ。
後はなんか良く判らないテレビ局だかなんだかの取材に協力しつつ(笑)本番20分前(要は自分たちの前のバンドが演奏している時間帯)からリハーサル開始です。


ドラムセット・前

ドラムセット・後


このように、一応サウンドチェックの時間は設けてくれていますが、出音のバランスがどうとか、モニターからの「返し」がどうとか、そういう御託を並べられるような場所じゃないのは重々承知です。
ちゃんと音が出りゃ充分、やるっきゃない!(おたかさん)


ふと気付けば本番数分前、
幕の向こうで前説のオッサンが『遥か遠い東の国…日本からやってきた、ヘビーメタルサムライだ!』とかなんとか、煽りまくる!
ホントあいつらはサムライとかニンジャとか好きだからな(笑)
ウオー!という反応も返ってきてるところを見ると、スッカラカンではないのかな?
日本からWACKENに参加されている皆さん、見に来てくれてるかな?


"HELLHOOOOOOUNDDDDDD !!!!!!"


さあ、いよいよだ。
ギターのフィードバック音と共に幕が開き、ヘビーメタル・エデュケイションの時間がやってきた!
おっと、結構集まってくれてるみたいじゃない、嬉しいねぇ〜
突撃!



Welcome to METAL ZONE !!!!!!


『ズゴゴードルゥドルゥ…!』

案の定モニターバランスは最悪というか異様に歪みまくったCrossfire親分のギターと自分のバスドラしか聞こえないという大変なことになってます。
というのもね、HELLHOUNDの曲はCF親分の曲タイトルコールとLHさんのギターリフから始まるので、この両方の音がほとんど聞こえないとなるとね
「え?曲タイトルコールした?」
「あれ?もうギター弾いてる?」
みたいな事態がね…

ええい、黙れ!
その小賢しい口を慎め!
知ったことかヴォゲェ!
いくぞー!


1曲目は"Metal Zone"の短縮Version。
6年前のKITフェス出演時も1曲目に演奏したのですが、やはりあの"Metaaaaaallllll !!!!!!"というスクリームのインパクトは我々が思っている以上にインパクトがあるようで、今回も『掴み』としてオープニングに起用。
ちなみにギターソロ前で終わらせるという短縮Versionだったのは、単純に持ち時間(20分)の問題です(笑)

間髪入れず白色人種大好物のミディアムチューン、"Let Metal Rule The World"へ。
あいつら肉とパンと酒とミディアムチューンがあれば生きていけるって言ってましたから、そら相当な好きモノですわ(笑)
目論見どおり、客席の揺れがどんどん大きくなっていくのが判ります。
Gtソロ終わりでの手拍子も、もはや日本で演ってる時と何ら変わらぬ好リアクションじゃないですか。
これは…受け入れてもらっているという実感がある!

"Let Metal Rule The World"が終わると驚くほどの大歓声が。
おおお、これは素直に嬉しい。
挨拶程度のMCタイムでW:O:A限定仕様の『鋼鉄戦士・鋼鉄最高Tシャツ』を見せびらかしつつ、時間ないのでサクサクいきますよ〜
後半2曲はノンストップ、勿論"Metal Psycho"と"Metal Warrior"の連続投下であります。

楽器のチューニングが狂ったのかサウンドバランスが更に変化してしまったのか、いずれにせよモニター音は聞くだけ無駄みたいな状況ですので、こうなったら身体に沁みこんだ曲構成のみを頼りにドカドカとブチかますのみ!
細けぇこたぁいいんだよ!
なんだかモッシュ的な行為も発生しているようですし、挙がっている手の数がライヴ冒頭と比べても格段に増えている気がいたします。

そしてラスト"Metal Wariror"では、国境を超えての一大メタルシュプレヒコール!
Crossfire親分が途中でギター弾くのを放棄したとか、自分自身も変にリキんでいたのか腕と脚がパンパンに張ってしまって力が入らないとか、そんなこたぁ些末な誤差に過ぎんのです。
これが、HELLHOUNDじゃ!
これが、HELLHOUNDのヘヴィメタルじゃ!
どうや、ドイツ!
どうや、ヴァッケン!


最後のフォーメーションをばっちり決め、我々は20分のステージを駆け抜けました。
通常のライヴだろうがコンテストだろうが海外のフェスだろうが、自分達のやるべきことは何も変わりません。
それを受け入れてもらえるかどうかは、オーディエンス次第。


その答えは、自分達も予想だにしないカタチで返ってきました。
驚くような大歓声。
無数のメロイックサイン。
鳴り止まぬ"We want more"コール。
『俺…自分の出番が終わったら…ドラムセットから客席を見た写真を撮るんだ…』
ぐらいの軽い気持ちで準備しておいたiPhoneには、こんな写真が収められていました。


ステージ上から-1

ステージ上から-2


なんという光景か!!
これは、現実なのか?
これは、夢じゃないのか??
一生の宝物だ…(感涙)



バックステージに戻ると、毎年WACKEN OPEN AIRを取材されている奥村さんをして
「こんなこと(METAL BATTLEでのWe want moreコール)は前代未聞!異例中の異例!マジ感動した!」
と大興奮しておられるし(笑)、さっきのTV取材チームとかバックステージの機材スタッフも口々に"Great !"だの"Fantastic !"だの笑顔で握手を求めてきてくれるし。


…ひょっとして、俺達、やっちゃった?
某先輩ミュージシャンから頂いた叱咤激励に
「そりゃあもう、これでもかっちゅうぐらいに、メタルメタルと叫ばせてきてやりますよ!」
とガラにもなく大見得切って実は少々後悔してたんですが(笑)、裏切らずに済んだかな?
WACKEN出演決定を心から喜んでくれた、そしてフランクフルト空港での大トラブル即ち『フランクフルト事変』を心から心配してくれた、多くの仲間や友人の期待に、少しは応えられたかな?
METAL BATTLEというコンテスト枠ではありますが、ほんの少しぐらいは『日本にHELLHOUNDあり』という爪痕を遺すことができたかな?


演奏面やパフォーマンスなど、細かい点での反省というか後悔は勿論あります。
ですが、それよりも、「俺達、一発カマってやったZE!」という達成感・高揚感…!
この為にこんなドイツとデンマーク国境近くの小さな村まで日本から50時間掛けて(笑)やってきたんですから。
 

結果論としては、ハンブルグで1泊して酒呑んで遊んで、翌日昼間にWACKEN入りして散歩して呑んでテントで寝てリラックスした状態で本番当日を迎えるというのではなく、『フランクフルト事変』以来のワケ判らないナチュラルハイ状態を保ったままでライヴまで押し切ったことが功を奏したのかな…なんて思ったりもします。
あんな最悪の状況かつギリギリのタイミングで荷物が見つかったことにしても、そのプレッシャーから解放された勢いを持ったまま本番まで突っ込んで行けたという事実にしても、人智では及びもつかない『神の御技』『天の配剤』というものが、存在するのかもしれないなと…
そうだよ、そうとしか考えられないさ!

ライヴ終了-1

ライヴ終了-2

ライヴ終了-3


なんにしても、これで今回のミッションは総てコンプリートした!
コンテストの結果はともかく、後は、この、世界最大のヘヴィメタルフェスティヴァルを、骨の髄から、楽しむのみ!



HELLHOUND at W:O:A METAL BATTLE 2014


やったどー! ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ


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かくして『フランクフルト・エアポート・無間地獄』からの脱出を成し遂げた、アテクシとルシヘリ先生。
まさかの鉄道旅行実現に震えるぞハート燃え尽きるほどヒートなアテクシのテンションはウナギ・ライジングであり、そのエキサイトメントを包み隠すことなく大はしゃぎであります。
つい10分ほど前までドス黒い気分に浸っていたこと、Crossfire親分とBlackwind閣下は未だに荷物確保ミッションを遂行中であること…なんかとっくに忘れちゃってましたよヒャッハー!

「ていうか駅名が全然判らん!そもそも、ここは何処やねん!」
「フランクフルトからハンブルグまでの指定席を確保したので、これでゆっくり座っていけるぞ!」
「駅もさすがに独特の雰囲気あるねえ!これぞヨーロッパよ!」
「なんと、ドイツの鉄道には改札が無いのか!階段下りたら即ホーム!」
「道路と同じで、鉄道も右側通行だ!違和感が凄い!」
「見たまえ!機関車の無骨なデザインを!たまらないね!」
「おお、俺達の乗る列車には食堂車がついてるぞ!ビールを呑もうじゃないか!」


フランクフルト空港遠距離駅

フランクフルト空港遠距離駅

DBの機関車

DBの客車

ICEと私


緊張・不安・失望といったものからの解放がそうさせたのか、あるいは単に鉄ヲタ魂が無駄にスパークしているだけなのか。
舞い上がるだけ舞い上がって既に絶頂寸前なオノボリ・メタル(アテクシ)の暴走を「そうだねぇ〜」と微笑ながら受け流すルシヘリ先生、まさにサムライウォリアーの風格であります。


ちなみに鉄道での乗り継ぎルートは

Frankfurt (Main) Flughafen Fernbahnhof / フランクフルト空港遠距離駅

Hamburg Dammtor / ハンブルグ・ダムトーア駅

Elmshorn / エルムスホルン駅

Itzehoe / イツェホー駅

距離にして約600キロ、5時間30分に及ぶ長旅です。
地図で見るとこういう感じ。


ルートマップ


ドイツ中部から、デンマークとの国境も近いドイツ北部までの移動。
イメージ的には東京から大阪を経由して鈍行で和歌山あたりまで行くような感じ?
あるいは大阪から東京を経由して鈍行で木更津ぐらいまで行っちゃう的な?
一昼夜まるまる監禁されていたせいか感覚が麻痺してますが、これだけでも随分な長旅です(笑)

かくして到着した赤白の車両…かの有名なICEに乗り込み、まずはホッと一息。
フランクフルトの街に別れを告げ、即座に食堂車(正確にはビュッフェコーナー)へと向かいます。
無論、注文するのは…待望のビール!


さらばハンブルグ

アテクシとビアー


Proooooostttttt!!!!!!



(ノ▼皿▼)ノC□☆□Dヽ(▼皿▼ヽ)



美味いッ!
美味すぎるッ!
よく冷えたビールが五臓六腑に染み渡る!

かつてTM NETWORKトリビュートバンドで活動を共にした盟友・TAK杉本から
『ドイツに行ったら、絶対ヴァイツェンを飲んで下さいね!』
と念押しされていたのですが、なるほど、これか。
これがヴァイツェンすなわち白ビールというものか!

なんたる旨み、そしてフルーティーな薫りでしょうか。
さすがはビールの本場、ドイツ。
感動すら覚える味わいだ!


200km/h超のハイスピードで流れいく車窓を肴に、某人気グループの歌詞よろしく
『よくまぁここまで俺たち来たもんだ(バンド活動を続けてきたという意味でも、今回の移動という物理的な意味でも)』
なんてお互いの労をねぎらいながら、改めてドイツに来たという実感をじっくりと味わう、贅沢な時間。
もしかすると、このICE車内で飲み食いしたビールとヴルストが、今回の旅で一番美味かった食べ物かもしれません。


カリーヴルスト

ビアー

車窓

ビアー

車窓


…あれあれ?
いつの間にか、2杯目が?
いやあ、こりゃあオヂサンまいっちゃったなぁ、ハハハ!(呑んだくれ)









……





………





…………ん?


乗客が下車する物音で目を覚ますと、そこは何処かのターミナル駅。
いかんいかん。
ビール2杯とはいえ寝不足&疲労の身体には効果覿面だったか…爆睡してしまったではないか。
で、ここはどこかね?



Hamburg Hbf



(゚д゚) ……?



Hamburg Hbf = Hamburg Hauptbahnhof = ハンブルグ中央駅??



(; д ) ゚ ゚  !!!!!!




起きろルシヘリさん、起きてくれ!
シャレにならん!


我々が下車するべき駅は、ひとつ手前のHamburg Dammtor(ハンブルグ・ダムトーア駅)。
敢えて言おう、寝過ごしてしまったと!
認めたくないものだな、酔っ払い故の過ちというものを。

いや、あの、これはマズいですよ、非ッ常にマズイですよ!
ダムトーア駅での乗り継ぎ時間は、確か15分程度。
地理感も無く乗り継ぎの要領すら得ない現状、いくら鉄ヲタの僕とはいえ臨機応変に対応するのは不可能!
もし指定されたElmshorn(エルムスホルン)方面行きの列車に乗り遅れたら、果たして今日中にItezhoe(イツェホー)まで辿り付く事が出来るのか、正直言って全く不明。
『フランクフルトを脱出したのはいいけれど、ICEの中で酔いつぶれたせいでWACKENに到着できませんでした』
なんて口が裂けても言えるか!

いまいち状況が把握できてなさそうな(笑)ルシヘリさんを急かしながら、重いスーツケースと楽器を抱えながら駅の階段を上ったり降りたり、通路を全力疾走したり、案内所に駆け込んでダムトーア方面行きの列車が何処から出発するか訊ねたり。
必死のパッチで駆け回った甲斐あって、まぁなんとか、なんとか、リカバリーに成功。
当初の予定通り、ハンブルグ・ダムトーア駅20時57分発・Flensburg(フレンスブルク)行きの列車に乗り込むことが出来ました。
いやマジで生きた心地がしなかったっすわ。
そんなもん、酔いも浮かれ気分も一瞬で吹っ飛びますがな…

うん。
これは、僕たちだけの、秘密だヨ☆(ルシヘリさんにウインクしながら)


ハンブルグ・ダムトーア駅


あと、ダムトーアってギラ・ドーガと似てね?(関係ない&反省ない)



さて。
ここからはDeutsche Bahn(ドイツ鉄道)ローカル線の旅。
脳内BGMは当然、『世界の車窓から』のアレで(笑)
夜21時を過ぎても明るい空に緯度の高さ(ハンブルグで北緯53度 樺太と同じぐらい)を実感しつつ、更に北をを目指します。

乗り換え駅のElmshorn(エルムスホルン)では、我々を含めてどう見ても『僕たち(アタシ達)WACKENに行きます!』という風体のグループがお互いにチラチラと目をやりあいながらも声はかけないという変な攻防が各所で繰り広げられており、アルコールに入ってない素面なメタラーがシャイだというのは万国共通の事象なのかなと(笑)


エルムスホルン駅

エルムスホルン駅


しかし21時半でこの空模様、やはり緯度が相当高いのだと実感できる光景です。
Elmshorn(エルムスホルン)から更に鈍行列車で25分。
日本のように懇切丁寧な車内放送が無いので一瞬気付かなかったのですが…遂に!


イツェホー駅


Itzehoe(イツェホー)、到着!


噂に聞いていた通り『ヘヴィメタルのHの文字も無いような、山間の閑静なローカル駅』という風情なのですが、いかにもヨーロッパらしい気品というか風情があるじゃないですか。
この小さな駅が、7月最終週の週末には黒づくめの小汚い連中で埋め尽くされるとか…想像しただけでニヤニヤが止まりません。


イツェホー駅

イツェホー駅

到着


なんやこの謎の光は(笑)
とりあえず到着記念に写真を撮っておりますと、なにやら此方に走り寄ってくるシルエットが。

おおおお!
ゆーみん嬢!
そしてMETAL BATTLE JAPAN事務局の松永さん!


ようやく着いたよ、ようやく会えたよ!(感涙)


お互いの労をねぎらいつつアーティスト・シャトル(!)に荷物を積み込んでいると、目の前に1台のタクシーが。
その車内から、まるで
「主役は最後に登場するんだよ」
と言わんばかりの神々しきメロイックサインと共に登場した、男2人!


言わずと知れた我らが屈強なるボス・Mr.Crossfire、そして今回の再功労者たるMr.Blackwind!


うおおおおおおお!
しかも、総ての荷物が揃っている!
なんたる奇跡か!
ヘビーメタルの神は、最後の最後に我らを救い給うた!
こんなに嬉しいことはない…いやマジで。

かの猿岩石が1996年に成し遂げた伝説の『ユーラシア大陸横断ヒッチハイク』ではないですが、幾多の困難を乗り越え、遂にゴールしたという達成感で胸がいっぱいです。
「強い風に今立ち向かってゆく 遥か彼方を目指した旅人よ」というワンセンテンスをくちずさみながら、改めて、応援頂いた皆様やお世話になった方々に感謝の意を……



(#゚Д゚) 『今からやぞ!!!!!』


アッー!
そう、そうだった!
思わず勘違いするところだった!
終わったどころか、まだ始まってもなかったのだ。
フランクフルトでの足止めも、ハンブルグでの寝過ごし未遂も、我々が描いた壮大なストーリーの序章に過ぎなかったのだということを、俺達は体感することになる!
(よく判らない煽り)


そんなわけでW:O:A会場への移動手段は、アテクシ如き木っ端の三流ヘボメタが乗り込むには余りにも畏れ多い『アーティスト・シャトル』。
アーティストなる言葉の甘美なる響きにニマニマしながら、改めて車中でお互いの労をねぎらいあうこと暫し…


アーティストシャトル

アーティスト様気取り


イツェホー駅からからクルマで20分ほど走った頃でしょうか。
真っ暗な林の中に入り込むと、そこはいわゆるアーティスト受付用の建物で…事務局も兼ねてるのかしら?
いきなりWACKEN OPEN AIRの巨大なポスターが視界に飛び込んできて昇天!
うおおお、HELLHOUNDのロゴもちゃんと入ってるゥ(感動)


受付

W:O:Aポスター

W:O:Aポスター

リストバンド

バックステージパス


ダンディなおじさまから
"Welcome to HOLY WACKEN !!!"
と渡されたリストバンドとパスを装着し…それこそ現実離れした夢見心地のまま、更にVIPゾーン(キャンプエリア)に移動。
すると、もうすぐ日付が変わろうとする時間にもかかわらず、チームMETAL BATTLE JAPANのスタッフと音楽ライターの奥村氏が出迎えてくれたではありませんか!
固い握手!
熱いハグ!

そうしているうちに、いよいよ実感が沸いてきたんです。


来た…遂に来た!
奈良の自宅を出て実に50時間という苦難に満ちた道程を経て、俺は、俺達は遂に来たのだ!
聖地・WACKEN OPEN AIRに!
『WACKENに行くことが目標です!(物理的に)』 という、たったひとつの願いは、今、成就した!



よし、Barコーナーはまだ開いてるようなので、早速到着を祝しての乾杯を…


『明日ライヴなんだから!早くテント組み立てて、もう寝なさい!明日からナンボでも呑めるんだから!』


デスヨネー
でも俺達は電車の中で3時間以上爆睡したので、結構目が冴えて…アッハイ。
備えます。


暗闇の中、慣れない手つきでなんとかテントを組み立て、寝袋だけセットして、風呂も入らずにバタンQ…
普段の生活なら、こんな汗だく状態のまま寝るなんて考えられないですけど、こういう環境に来ると
「どうせまた寝てるうちに汗ダラダラかいて汚くなるんだし、そもそもキャンプ生活なんだし、細けぇことは気にすんな!明日の朝でエエわ!」
って気分にチェンジするから不思議ですねぇ。

慣れていくのね、自分でも判る…


キャンプエリア


ああ。
床というか地面の上に敷いた寝袋だというのに、どうしてこんなにも安らぎを覚えるのだろう…
フートンに包まれてあれ…

(次記事:7/31 part1
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【W:O:A 2014】 WACKEN旅行記 - Day 2 (7/30) part 1
(前記事:7/29 part2

ゴオゥン!
ヴィィィィィィン…
ガゴンプシュー!


16番コンベアが唸りを上げるも、そこから出てきたのは荷物ではなく、絶望でした。
約束の30分を過ぎても、1時間待っても、荷物が出てくる様子は無し。
やはり、そうそう上手くいくわけないか。


16番コンベア


空港内はWiFiがつながりますので、スマホの電池残量を気にしつつ(外付けバッテリーはスーツケースの中に入れていた)各種SNSにて現状を報告したり、あるいは鉄道のダイヤを確認したり。
結果、このような結論が導き出されました。

フランクフルトからハンブルグを経由してW:O:A最寄り駅のItzehoe(イツェホー)まで鉄道利用なら、所要時間は約6時間

そこから逆算すると、本日中に会場入りするための出発タイムリミットは、16時半頃

即ち、遅くとも15時半頃までに荷物が回収できていないとアウト決定!


現在朝の7時前。
まだ8時間以上あると見るのか、もう9時間弱しかないと見るのか…
「どっちにしても、待つしかないよなぁ。ストレス溜まる話やで(苦笑)」とコンベアを眺めていると、制服を来たアジア系の女性が何かを確認しにこちらへ近付いてくるのに気付きました。


Blackwindさん 「あれ?あの女の人、日本人ですかね?」
俺 「あ!もしかするとANAの現地スタッフさんじゃない?伊丹空港で荷物預けた時、ああいうデザインの制服着た人を見たよ」
Blackwindさん 「マジですか!俺、ちょっと行ってきますわ!」


Blackwind閣下の名誉の為に行っておくと、断じてガールハントに繰り出したワケではありませんので誤解なきように(笑)
件の女性、予想通りANAの現地グランドスタッフさん(D女史)でありました。
キンボシ・オオキイだぞ、ブラックウインド=サン!
藁をも掴む気持ちで我々の現状を伝えたところ、なんと御協力いただけることに!

その対応は迅速かつ丁寧。
『現在この16番コンベアに向けて荷物が移動中であり、もうすぐピックアップできる予定』という情報のみならず、ICE(ドイツ版新幹線)のダイヤまで調べてくださるという手厚さ…これまで散々煮え湯を呑まされてきたドイツ人連中の雑な対応にゲンナリしていた我々にとっては、D女史はまさに女神であり救世主に思えてなりませんでした。
これでWACKEN OPEN AIRに行ける(物理的に)、ライヴが出来る。
良かった、この時間帯なら余裕でリカバリーできるよ!
既に現地入りしているであろうチームMETAL BATTLE JAPANの面々にもその旨を連絡し、ほっと一安心。
まだかな、まだかな。


しかし。
残念ながら。
ANAグランドスタッフ・D女史のお力添えをもってしてもなお、我々の荷物はいっこうに姿を現さなかったのであります。

もっとも考えてみれば当然過ぎる話。
7,000個からの荷物が山積みになっているといい倉庫内の現場が想像を絶する大混乱であろうことは想像に難くなく、そんな状況下で簡単に特定の荷物だけをピックアップできるワケがないんです。
常識的に考えればね。

ですが、我々にも譲れない事情があります。
『ドイツには行きました。でも空港で楽器とか荷物が無くなったので、フェスには出演できませんでした。』
なんて、どのツラ下げて言えますか?
死んでもヴァッケンの地にたどり着かなきゃいけません。
どんな状況になろうとも楽器を持ってステージに立たなきゃいけません。
何故なら、自分達はその為にドイツまで来ているのですから。

だがしかし、そんな此方の理屈や事情など全く無視するかのように時計の針は進んでいきます。
仮に荷物が一切出てこなかった場合どうするか、代替の機材はどう確保するか…
ていうか、これもう完璧にロストバゲージやん!
なんで、こんな、よりによって、こんなタイミングで…!
俺か、やっぱり、俺のせいなのか…??!!(絶望)
現実は冷酷、戦場は荒野。
戦いに敗れるということは、こういうことなのか?


先が見えないと絶望的状況に一筋の光が差し込んできたのは、それこそ昼の12時になろうかというタイミングでした。
30分で済むかと思わた荷物のピックアップは、既に待ち時間300分を超えております。
そりゃもうさぞかし大人気のアトラクションなんでありましょうなぁ(白目)

件のグランドスタッフ・D女史、あるいは現地ANAスタッフの皆様が恐らく強力にプッシュしてくださったのでしょう。
嬉しいことに、少しずつではありますが各人の荷物が到着し始めました。
Crossfire親分のリュック。
Lucifer's Heritage先生のギターとスーツケース。
Blackwind閣下のベース。
アテクシのスーツケース(ツインペダルケースは最初から機内手荷物として持ち込んでいた)。

…ということは。
楽器類は、ギター1本、ベース1本、ドラムスティック&ツインペダル。


よし!これで、なんとか、最悪、ライヴはできるぞ!


ギター1本になるとはいえ、ステージにすら立てないまま出演をキャンセルするより遥かにマシというものです。
残る荷物…すなわちCrossfire親分のギターとBlackwind閣下のリュック、その行方が依然として不明という状況は変わりませんが、ほんの少し、ほんの少しだけ肩の荷が下りたような気分になったのも、また事実。


ライヴが出来るとなると…
なんだか急に…
腹が…
減った!
( ゚Д゚)

(孤独のグルメっぽく)


そういや朝から何も喰ってなかったっけ、ということに気付き、Lucifer's Heritage先生と2人でランチへ。
本当はヴルストを食べたかったんですけど、残念ながらうまくお店を見つけられなかったもので、仕方なくイタリアンカフェでサンドイッチだかパニーニだかを…

ルシヘリさん 「俺、ビール呑もうかな」(嬉しそうに)
俺 「いやいやいや!まだ荷物見つからなくて(2人は)イライラしてるだろうから、赤ら顔で戻るのは良くないんじゃない?」
ルシヘリさん「えっ?そうかなぁ?」(驚いた表情で)
俺 「今は避けといたほうが無難なように思えるなぁ…」
ルシヘリさん 「そうか、じゃあそうするよ〜」(残念そうに)
俺 「呑みたいけど、ここはお互い自粛しようではないの!世界バンド平和の為に!」


パニーニ


てな感じで我々2人がサクッと食事を済ませてきたのと入れ替わりで、今度はCrossfire親分とBlackwind閣下が休憩タイム。
荷物が出てくるかどうか、我々がしっかり見張っていますから!
どうぞお気を落とさずに!


Crossfireさん 「なんか高級レストランみたいなトコ入ってさぁ〜メシ、ムッチャクチャ美味かった!」
Blackwindさん 「ヴルスト最高でしたね!」
Crossfireさん 「ビールも美味いし、生き返ったわ!ほらこれ写真!」
Blackwindさん 「いやあ喰った喰った〜満腹っす!」
Crossfireさん 「あとピザパンみたいなのも買ってきちゃったんだけど、食べる?」
俺 & ルシヘリさん 「…」



人類の恒久和平実現は不可能だな、うん… 。・゚・(ノД`)・゚・。



そんな心温まるランチタイムのエピソードからも更に膠着状態が続き、いよいよタイムリミットの15時。
到着から20時間以上、荷物取出しを依頼してから9時間以上が経過した段階でもなお、この空港内から動けずにいるなんて、誰が想像したでしょうか。
更にこの空港で荷物と楽器が出てくるのを待つのか、あるいは荷物と楽器を一旦諦めてWACKEN会場へ向かうのか…


絶体絶命!


それはまるで、図ったかのような、タイミング。
更に調査を進めていただいていたANAスタッフD女史、そして彼女から業務を引き継ぐという同スタッフ・H女史から、この土壇場で驚愕するような情報がもたらされたのです。



『不明荷物の所在がほぼ掴めました!今から確認しに行くので、同行をお願いしても良いですか?!』



マ…マジですか?!
7,000個という途方も無い荷物の山から、たった1本のギターとたった1つのリュックを?!
そんな奇跡みたいなことがあるんですか?!
信じられない。

唖然呆然とする我々を尻目に、事態はここから急展開を見せます。
現段階での情報によると、残る2つの荷物は我々がいる場所とは別のターミナルエリアへと運ばれてしまっているらしく、ANAスタッフ女史2名とCFさんとBWさんの4人が現場を確認に急行。
結局その場では荷物がピックアップできなかったものの、更に詳細な情報…ほぼ確定に近いであろう情報がもたらされたのです!


まずCrossfiire親分のギターは既にハンブルグへと一旦送られてしまったものの、その後すぐにフランクフルトへとUターン、更に現在再びハンブルグに送られようとしているとのことで、飛行機への積み込みにキャンセル指示を掛けたとのこと。
一方、Blackwind閣下のリュックサックは既にハンブルグで持ち主の到着を待っているとのこと。



なんじゃそりゃー! Σ(゚д゚;)



そらアンタ、ナンボ待っても16番コンベアから出て来いへんワケや…(笑)
しかも俺らより先に目的地に行って既にコッチへ戻ってきてるとか…ドイツ、ホンマむちゃくちゃやのぉ。


時計に目をやると、まさにタイムリミットの15時半。
絵に描いたかのようなギリギリ崖っぷちのタイミングで事態が一気に急展開したせいか、逆に現実感が希薄というか呑み込めきれないというか…なんだか地に足がついていないような感覚のまま、ここで今後の各自行動予定をフィックス(確定)させることに。


●荷物の揃っている2名(ルシヘリ・俺):鉄道利用でItzehoe(イツェホー)まで移動し、そこから送迎シャトルで会場へ移動
●Blackwind閣下:キャンセルの出た便でハンブルグ空港へ移動、そこでリュックを回収して鉄道でItzehoeへ移動、合流
●Crossfire親分:フランクフルト空港内でギターを一旦回収するため、更に待機。その後ハンブルグ経由でW:O:A会場へと移動予定(詳細未定)


マジか(笑)
ムチャクチャやん!
国内遠征では現地集合現地解散がお手の物なHELLHOUNDとはいえ、ここまでダイナミックな離散集合(しかも海外で)は当然バンド史上初…というか似たような話自体、まったく聞いたことないですね(笑)
果たして我々、無事に合流してW:O:A会場に辿り付く事ことが出来るのか?


『荷物は回収する』
『今日中に
W:O:A会場に到着する』
「両方」やらなくっちゃあならないってのが「HELLHOUND」のつらいところだな
覚悟はいいか?
オレはできてる

(後は電車に乗るだけなので)




冗談はさておき。
これはもう言うまでもないことなのですが、フランクフルト空港のANAスタッフさんには本当に感謝しても感謝しきれません。
ただでさえお忙しいところ、我々のような小汚いヘビメタ中年4人組の要望を嫌な顔一つせず聞いて頂いたのみならず、空港内各所へのキメ細かいフォロー、そしてハンブルグ空港をも巻き込んでの問題解決まで…


実際、D女史・H女史ののお力沿えが無かったら、我々は間違いなく未だに荷物のひとつも回収できないまま、16番コンベアの前で途方に暮れていたことでしょう。
そして為す術もないまま更に時間を費やし、WACKEN OPEN AIR METAL BATTLE決勝を空港での機材紛失によりキャンセルという前代未聞の悲劇に見舞われていたことでしょう。
お2人は、HELLHOUNDにとって、まさに女神でございます!

果たして自分が同じ立場に置かれたとして、彼女たちのように親身かつ徹底した対応ができただろうかと思うと…なんと至らず、未熟なことか。
これぞ『ジャパニーズ・おもてなし』の真髄…改めて、日本という国の素晴らしさを再確認する機会にもなりました。
そりゃあ色々問題はあるけれど、やっぱり日本人で良かったと思いますよ、僕は。


そして、そして、そして。
我々の危機的状況を状況を聞きつけた(あるいは連絡を取り合っていた)ユーミン嬢が、そして遥か離れた札幌のヘ ヴィメタルバンド・MAVERICKの堀田氏が、現地(ハンブルグ)の知り合いを通じて楽器の手配(レンタルなど)が可能かどうかを調査・交渉してくれていたという事実を知り、胸が熱くなりました。
もしかすると
「そんなこと、わざわざ書くなよ」
と怒られるかもしれませんが、最大限の感謝をこめて、末筆ながらここに記させて頂きたいと思います。


いずれにしても、待つだけ待たされては期待を裏切られることの繰り返しだった20時間は、終わりを告げました。
フランクフルト国際空港を舞台にしたエンドレス・エイト(無間地獄)は、ここまで。
今や合言葉ともなった
『行きたいんや、WACKENに!(物理的な意味で)』
という悲願が達せられるその瞬間に向けて、いざ、出発の時であります!




それにしても…なぁ、Blackwindさん?
航空機チケット手配の時に言ってた『万が一』がさ、ホントにさ、あったろ?
別に予感していたわけではないんですけど(笑)


(次記事:7/30 part2
| W:O:A 2014 | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0)

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